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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

みんな、これからも仲良くね。

2025年03月27日 17時43分08秒 | Weblog

 朝から空は薄曇りだ。これは黄砂の影響らしい。薬が無くなったので、午前中にクリニックへ行って来た。医師は血圧の数値を見て、「いいですね。この調子でいきましょう」と言う。死亡時のことを、訊いてみたかったが出来なかった。

 各地で桜が咲き始め、テレビでは桜見の宴会が変わって来たと報じていた。そう言えば、マンションの友だちと岩倉市の五条川堤まで出かけて行って、宴会をしていたことを思い出した。やらなくなってもう何年経ったのだろう。

 ドンチャン騒ぎをすると言うより、桜の下で酒を飲みながら友好を深める宴会だった。四季にそれぞれ花が咲く、それを愛でながら酒を酌み交わす、風流というか贅沢を満喫していて、日本人に生まれた幸せを感じていた。

 今朝の朝日新聞に、80年前の沖縄戦での集団自決の記事が載っていた。米軍の上陸に備え、軍司令部は「捕虜になるな。戦って死ぬか自決せよ」と指導し、手投げ弾を配った。米軍上陸の前日、村職員が住民に「玉砕命令が下った」と知らせて回った。

 村民は我が子の首を絞め、自ら手投げ弾を爆発させて死んだ。生き残れば米軍に殺されるし女は強姦される。そう教えられていたとはいえ、尋常な精神では出来ない行為である。集団の狂気ほど恐ろしいものは無い。

 隣りのページは「春の山火事多発」の記事。その隣は、兵庫県の斎藤知事が第三者委員会の報告を受けて、パワハラは認めるが、告発者に対する処分は適切と従来の立場を貫いていた。知事選挙で圧倒的な支持を得たことで、自分を見失っているようだ。

 桜を見ながら宴会に興じる人たちも、山火事の恐怖に震える人たちも、さらにガザの空爆で亡くなった人たち、ウクライナやロシアで戦争の犠牲になった人たち、同じ人間なのにこの差は何だろう。

 兵庫県西宮へ出かけた孫娘たちが、次女たちと合流し、大阪でクレープを食べている写真を送って来た。無事に到着して何より、そして平和で何より。みんな、これからも仲良くね。


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