友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

終息に向かう森友学園問題

2017年03月11日 17時31分27秒 | Weblog

 東北大震災の日から6年が経った。あの日のことはよく覚えている。かなり大きな揺れだった。これが第1波なら次はもっと大きな揺れが来る。パニックになるのが一番危険だから、とにかく冷静に事態を見守るしかなかった。テレビでも新聞でも、東北大震災を特集しているが、「来た時は来た時」としか考えられない。もちろん出来ることは最大限しておくべきだが、予想を超える事態まで考えたって仕方ない。

 森友学園の籠池理事長が昨日、「断腸の思いで小学校の認可申請を取り下げる」と発表した。「さあ、これからという時に爆弾が破裂した」とか「袋だたきに遭った」とか捲し立て、国会議員らの口利きを否定し、「安倍首相夫妻からも何もしてもらっていない」と述べていた。それはウソでしょう。政治家に陳情し、「安倍晋三記念小学校」と当初は名付けていたし、首相夫人は「名誉校長」であった時期がある。

 「教育勅語を暗唱させることのどこが悪い」と言っていたのに、「自分の信条ばかりを批判する」とマスコミに噛みついていた。それなら、夫が森友学園の顧問弁護士だった稲田防衛大臣が「教育勅語を教えることが問題とは思わない」と言ったことを味方にしてもよさそうなのに、愚痴るだけで、理由も説明せずに申請を取り下げるのは他に根拠があるとしか思えない。これで森友学園問題は終息に向かうだろう。

 野党の追及では何も解明できないから、安倍首相が辞任に追い込まれることはないだろうが、それでも早く収束したいのが自民党だろう。安倍首相は一気に憲法改正へ突き進みたいのに、こんなところで失速してはならないと思っているはずだ。安倍首相が毎年行ってきた東日本大震災についての会見を今年は行わないと決めたのも、「福島のことは終息した」と思っているからだ。安倍首相の考えと最も一致した籠池さんは切り捨てられた。安倍首相には憲法改正しか頭にないのかも知れない。


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