友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

後からついていくしか無い

2021年03月10日 18時01分50秒 | Weblog

 「嫌われてもいい、軽蔑されてもいい、笑われてもいい、バカにされてもいい、見下されてもいいって思えるようになると、どんどん楽しくなってくる」と友だちがFacebookに書いていた。ここまで開き直れるなら、確かに楽しんで生きていけるだろう。

 世俗にまみれて悟ることが出来ない凡人は、愛されたい、尊敬されたいと欲望ばかりが先に立つ。それでも自分は、愛されるために、尊敬されるために、どれだけ努力をしたのだろうかと思う。与えられることばかりを欲せずに、自ら与える人にならなければと頻りに反省する。

 松下幸之助さんは、「どんなに悔いても 過去は変えられない。どれほど心配したところで 未来もどうにもなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすこと」と言っている。いまの選択が積み重なって未来が現在になる。望むことをいま、しなければ未来に何もない。

 友だちが二科展の招待状を持って来てくれた。昨年はコロナ禍で開催出来なかったが、今年は何とか開きたいとの思いで実現したようだ。演劇も音楽会も展覧会も、いろんな発表に場が閉じられてきたが、それでは芸術は死んでしまう。やり方を工夫して、定着させて欲しいものだ。

 コロナ感染を恐れない訳ではないが、恐れる余り、何もしないことがベストであるとしても、何もしなければ何も生まれない。誰かが果敢に戦わないと、道は開けない。けれど、どう見ても、私たち年寄りは邪魔にならないように、後からついていくしか無い。

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