友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

議会を傍聴した

2021年03月08日 18時00分31秒 | Weblog

 「施政方針について、会派を代表して質問に立つから見に来て」と連絡をもらった。3月議会だからなのか、ソーシャルディスタンスのために半分しかない傍聴席は満席だった。質問者は自席で質問文を読み上げるだけ、答弁する市長も同様だった。

 再質問もなく穏やかに議事は進んで行く。喧々諤々とやればいい訳ではないが、何か物足りない。共産党の議員だけが再質問したので、再質問が出来ないルールにはなっていないと知る。議会は議員と行政が、自治体をどういう街に造っていくかを巡って、知恵を出し合い、議論していかなくてはならないが、まだまだ道は遠い。

 答弁に対して、揚げ足をとったり、ケチを付けたりする必要はない。市民の利益を優先し、不備を正したり、行政が見落としている市民の要求を追求していくのが議員の役目だと思う。市長の答弁は相変わらず、抽象的で理念は分かるが具体性に欠ける。「市民の一人ひとりを大切にする」とか、「支え合い育み合うが私の概念(信念の間違いだと思う)」と言うが、だからと何なのと思ってしまう。

 後で気が付いたけれど、一般質問で市長に問う議員がひとりいたのに、午前中の代表質問だけを聞いて帰って来てしまった。私が議員だった頃の共産党は、国会での質問と同じことを質問していたけれど、地に着いた質問だった。ただ、「資本主義でいいのか?」と言った時は驚いた。財政難をどう解決していくのかという前置きが無ければ、市長も答弁に困るところだが、市長は「パイは1つしかない。食べ切ってしまわずに余力を残し、共生の市民意識を」と結んでいたが、何のことだろうか。

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