友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

長く続けばいい訳ではない

2020年08月28日 17時36分13秒 | Weblog

 突然、風が吹いて雨も降ってきたのに、止んでしまったらまた蒸し暑くなってしまった。いったい何だこれは!と思いながらパソコンを開くと、安倍首相が辞任と報じていた。今日の午後5時に記者会見する予定だったから、本当かと思ってニュースを見ると間違いではなかった。

 昼のワイドショーでも取り上げられていたが、どの局も1)続投、2)代理を立てて治療に専念、3)辞任の3通りを上げ、どうなるかはまだ分からないと予測していた。結局、どこの局の情報収集能力もたいしたことは無かったようで、次の首相の予想比べに力点が移っていた。

 自民党政権が続く限り、大きな路線変更はない。たとえ、野党連合が政権を握っても、まず変わり映えはしない。政治がガラリと変わる、そんなことが本当に起きるだろうかとさえ思う。それでもジリジリと少しずつでも変わっていくためには、国民が社会に関心を向けなければ無理だろう。

 私が創刊した地域新聞の編集長を務めている女性がブログに、大学公開講座のことだと思うが、共催から外れると書いていた。大学の担当者から「共催なのに、何の役にも立っていない。共催に入っていただかなくても結構です」と言われたとある。

 大学公開講座は1995年、地域新聞の創刊5周年を記念して始まった。自治体からは公民館の講座を受ける人が減ってしまうと反対されたが、地域にある大学を活用することで地域の文化レベルを高めることになると説得した。25年の間に何がどう変わってしまったのだろう。

 「結果を出すために、全身全霊を捧げてやってきました」と安倍首相は言う。誰でもみな一生懸命で取り組んでいる。問題は「何を」である。編集長を託した彼女は、「議論する気もない」と書いていたが、彼女は「地域新聞で何をしたい」のだろう。杞憂かもしれないが、そんな気がした。

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