友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

桜を観に行った

2020年04月03日 17時34分40秒 | Weblog

 毎日、家に籠っていた。カミさんが「運動のために歩いて、桜を観に行こう」と言う。昨日、次女から近所の堤に桜を見に行く話を聞いて刺激されたのだろう。家にばかりいるとボケると注意されたからかも知れない。運動靴を履いて準備していると、「せっかく出かけるなら、買い物もしたい」と言い出す。

 歩いて出かけるはずだったのに、買い物が主になってしまった。桜並木の傍に駐車して、少し散歩でもするつもりなのかと思ったら、「買い物の中に冷凍食品もあるから、写真だけ撮ったら帰る」と言う。次女のところに、桜並木と川辺の菜の花の組み合わせがいい写真を送り、出かけたことを裏付けようということのようだ。

 さすがに桜の名所だけあって、大勢の人が来ていた。ドローンで撮影中とボードを掲げた若者もいる。初老の男性が娘さんかと思う女性と歩いている。でも、親子なら手をつなぐことはないから恋人なのだろう。子どもの姿は見かけなかったが、最も多いのは私たちのような年寄りだ。ふたり連れが多いが、中には4・5人で来ている賑やかなグループにある。

 滞在時間は僅か5分ほどだったが、外の空気を吸うことが出来たし、何よりも見事な桜と黄色い菜の花そして流れる川の水、春の景色を堪能できた。家に戻って早速、ルーフバルコニーへ出た。チューリップが3本咲いた。昨年の球根のうちの比較的大きめのものを植えたので咲いてくれたが、葉だけが大きく育っていても花の芽が出ていないものもある。縮小していくつもりなのだから仕方ない。

 『評伝 西部邁』を読み終わった。小説のようにスラスラ読めた。読後感はまた今度にしよう。せっかく穏やかな春の陽差しを浴びてきたのだから。

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