友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

友だちの写真展へ行く

2020年02月28日 18時07分10秒 | Weblog

 1時間ちょっと電車に揺られて、友だちの写真展を観に行って来た。電車の中はマスクをしている人がほとんどだが、していない人も1割くらいはいる。咳き込む人はいなかった。どこだったか忘れたが、マスクをしていない人が咳き込んでいるからと、電車の非常時ボタンを押して急停車させた事件もあった。

 何だか戦々恐々とした空気がある。小学校も休校となり、毎週月曜日に出かけている放課後子ども教室も閉鎖になったと連絡がきた。小4の孫娘はどうするのだろう。ジジババでよければ面倒見ることに何も問題はないつもりだが、まだ連絡がない。学校を休校にしても、子どもの預け先に困る親は多いだろう。

 写真展には結構な人が来ていた。私より先に来ていた友だちと一緒に、彼女のグループの作品を解説してもらいながら観て回る。縦2メートル横1メートル以上ありそうな立派な作品もある。彼女の作品のテーマは「詫びと寂び」で、観ているとそこから物語が始まってくるようだ。枯れた雑木林は寂しいけれど、周りの木々に囲まれて嬉しそうでもある。

 3人で近くの喫茶店に行き、1時間近くも話した。「私は絵心がないけど、どう思う」と聞かれ、「絵も写真も頭の中の美意識が作るから、絵がうまいとかヘタとかは関係ないよ。充分、人の心に届く作品だよ」と答える。ちょっとした工夫、光や奥行きや明暗、自分がこれだと思うものが作品になる。経験を積み重ねていく以外ない。彼女はそれを持っている。

 彼女は中学の時はソフトボール部で、男の子に人気があった。「仲間がいるから続けられる」と言うが、いい写真仲間が出来たのも、彼女のスカッとした性格によるところが大きいだろう。中学のクラス会の幹事でもあるので、このコロナウイルス騒ぎが収まったら、クラス会の開催も働きかけてくれるだろう。

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