友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

高齢者ドライバーの交通事故

2019年04月20日 17時10分25秒 | Weblog

 今年の最初のバラが咲いた。鉢の土を入れ替え、肥料も与えたが、花はまだ小さい。もう少し、枝が大きく伸びてこないと花は大きく咲かない。花も人も、大きく咲く時期と場所があるようだ。たくさん蕾が膨らんできたから、5月になれば大きな花が見られるだろう。チューリップは今が満開だから、これからは風に煽られて傷つきながら散っていくばかりだ。

 東京の池袋で昨日の正午過ぎ、87歳の男性が運転する車が次々と人をはね、横断歩道を自転車で渡っていた母と3歳の娘が死亡した。運転していた男性は息子に、「アクセルが戻らなくなった」と電話したという。近所の人は男性から、「もう運転はしない」と聞いたそうたが、男性は足が悪く、歩くには杖が必要だったらしい。

 先日の認知機能検査の時もそうだったが、歩けない人にとっては車は助かる。今の車は自動運転なので、ハンドル操作ができて右足が使えれば、簡単に運転出来る。87歳の男性も運転免許証を返上するつもりでいたのだろうが、日常の便利さからついつい車を運転してきたのだろう。同乗していたカミさんから、「危ないよ」と声をかけられても、「どうしたんだろう」と答えていたそうだ。

 75歳以上の高齢者ドライバーが受けなくてはならない認知機能検査で、安全運転が確保できるのかは疑問だ。16枚の絵を見た後、指示された数字を消す作業をし、次に絵に描かれていたものを思い出すテストだが、そんな記憶検査で認知機能が計測できるとは思えない。けれども、全国でこの検査が行われているのだから、学術的に裏付けされているのだろう。

 ゲームでやるように運転席に座り、前方の大画面を見ながらとっさの判断をする、そんな検査の方が実効がありそうな気がする。車が無ければ生活が不自由になってしまう高齢者は多いから、そこを解決しないことには高齢者の交通事故は減らないだろう。明日は友だちに誘われて、「新緑あふれる小原の里」へ1泊で遊びに行く。昼から夜まで飲み会が続くのは辛いが、運転はしなくていいと言われ、参加することにした。明日のブログは休みます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする