友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

全国高校サッカー大会

2017年01月09日 17時30分30秒 | Weblog

 全国高校サッカー大会で青森山田が初優勝した。全国大会の決勝戦だからテレビ欄を見るが、どこにも載っていない。そんな馬鹿なと思ってよく見ると、「三重テレビ」欄に午後2時からとある。三重テレビなら我が家のテレビで見ることが出来る。全国高校サッカー大会は思い出でがある。私が卒業した高校は公立ながらサッカーだけは強かった。県大会でいつも中京に負けていたのに、私が生徒会長だった時、中京を破って全国大会へ出場した。

 全国大会出場の経験がなかったので、にわかに応援団を組織しなければならない。3年生は大学入試が迫っているから2年生が主になるが、幸いにも3年生の就職組の中に親しい先輩がいて団長を引き受けてくれた。市内のバス会社に行って、バスの手配をしたりしてひとりで準備した。その頃は確か、兵庫県の西宮のサッカー場だったと思う。正月明けに試合があり、サッカー部の活躍を祈って応援したが初戦敗退だった。次の試合のことを考えなくてもよくなって、私は安堵したことを覚えている。

 今日の試合を見ていて、こんなにレベルの高い試合ではなかったと思った。優勝した青森山田も負けた前橋育英も、選手の出身地は全国に散らばっていて、県の代表というより学校同士の戦いになっている。それだけサッカーは野球同様に人気が高く、プロへの道が出来ている。プロの選手になりたいと小学生の時から練習に励んでいるというから驚く。それくらいの覚悟がなければプロにはなれないということなのだ。

 私の高校はサッカーの名門校というので、体育の時間はサッカーをすることが多かった。走ることだけは早かったからサッカーは好きだ。けれど、ボールの扱いは練習しなければうまくなれない。スポーツはどれも練習しなしに成功することはない。何度も同じことを繰り返すことが苦手で、練習嫌いな私には向いていなかった。練習を重ねて上達が実感できればもう少しスポーツに励んだかも知れないが、手っ取り早く成果を得ようとする人間はスポーツ選手にはなれないと、今は分かる。

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