友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

若い時は年寄りが大嫌いだった

2016年11月20日 17時31分15秒 | Weblog

 チューリップのための土作りは全て終わったので、今度はバラの鉢の土を入れ替えようと思っている。最近になってバラの鉢の土を入れ替えることを覚えた。それまでは植えっぱなしで、肥料を時々与え、2月の寒い時に選定する程度だった。何かで、12月に鉢の土を入れ替えるとよいと知り、やってみたら春の花が大きく咲いた。四季咲きのものが多いから秋にも花は咲くけれど、春に比べると花は小さい。

 昨日、訪ねてきた友人が「もう一度議員をされたらいいのに」と言った。私は「それは絶対にありません」と答えた。その理由を彼女に話した。私が社会に関心を持つようになったのは多分、中学生になってからだと思う。その前にどういう訳か、「心の問題」には関心があった。日曜の夜に放送されていた「ルーテルアワー」を聞いていたせいかも知れないが、「人は何のために生きているのだろう」と思うことがあった。

 戦争でたくさんの人が死んだのにその責任はあいまいなままだった。いやそれよりも、戦争に加担した人が政治家となっている。投票する人がいるのはどうしてなのだろうと思った。中学、高校と進むにつれて、「大人はずるい。自分の都合ばかり考えている」と思うようになった。年老いた人々こそが責任者なのに、その人たちが日本の国を動かしている。若い人たちの声はどこでも潰されてしまう。

 大人は嫌いだ。特に年寄りは大嫌いだ。政治家を見ても、社会を見ても、学校を見ても、トップに居るのは年寄りだ。今から思えば、それは当然なことだけれど、若い時は年寄りが若者を潰していると思っていた。自分が年寄りになることなど考えられなかったが、次第に歳を重ねてきて、「70歳までは社会とかかわるが、それを過ぎたら一切しない」と決めた。あいにく72歳までかかわってしまったが、そういう訳で「政治の世界に戻ることはありません」と話した。

 「悪い年寄りばかりではないのに」と彼女は言うが、そうであっても私の意志は変わらない。このブログで政治のことや社会のことを取り上げても、それはただ年寄りの呟きに過ぎない。私がブログを続けているのは、読んで欲しい人へのラブレターだから。

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