友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

SMAPが解散?

2016年01月14日 17時57分37秒 | Weblog

 「SMAPが解散?」と取り沙汰されている。私はSMAPのファンでもないし、木村拓哉のファンでもないので、「へぇー」という感じでしかない。キムタクだけを別にしたのは、どうも彼だけはジャニーズ事務所に留まるらしいからだ。退社の意向が一番硬いのは中居クンとの報道もある。メリー副社長に、「SAMPは踊りも下手」と公言されたことがきっかけとあった。

 SAMPはもういい歳のおじさんだ。若い子のような踊りの切れはないし、いつもでもアイドルグループと言っておられないだろう。メンバーはそれぞれ独立して活躍しているのだから、いつまでもSMAPにこだわる必要はない。ファンでもない私が言うはおこがましいが、もう解散していいんじゃないかと思う。

 「この業界で独立するのは難しいですよ」とテレビの司会者が言っていた。タレントは事務所にとっては金を生み出す商品だから、独立するのは反旗を掲げたことになるらしい。もうこれ以上稼げないと判断したのか、「事務所の方針に従えないなら、連れて出ていけ」とメリー副社長はマネージャーに断言したそうだから、中居クンら4人が事務所に留まることは難しいようだ。

 ジャニーズ事務所は少年隊、SMAP、Tokio、V6、嵐、関ジャニ∞などたくさんの若い男性グループを売り出してきた。時代もよかったのだろうが、事務所の方針やマネージャーたちの営業が当たったのだろう。グループが成熟していい大人になると、個々に活躍できるポストを用意して、長くジャニーズ王朝を維持してきた。

 SAMPの歌で一番ヒットしたのが『世界で一つだけの花』というのも皮肉だ。「1番にならなくてもいい」「オンリーワンでいい」というこの歌詞に癒されたという人は多いが、「この歌が子どもたちから競争心を奪い、日本の経済発展を止めた」と言う人もいる。人はそれぞれに美しいと私は思う。それが原点で、金子みすずさんの詩、「みんな違ってみんないい」と認めることから出発することだと思う。

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