友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

人にはいろいろなタイプがある

2014年06月12日 17時52分24秒 | Weblog

 午前中は曇っていたのに、午後になると真夏の日差しに変わった。西からの風が強く、窓を開けることもできない。岐阜の方を見ると、入道雲が太陽の光を受けて輝いている。雨の日が続いていたけれど、これからまたしばらくは夏日になるようだ。今朝、植え直したサルビアが気にかかる。今年はよいサルビアが揃わなかった。5月の初めの頃に植えたサルビアは種類もバラバラで育ちも悪かったので、ダメなものを抜き取り植え直した。そんな時に限って強風に曝されている。

 うまくいかない時はどこまでもうまくいかないものだ。最善を尽くす以外に、人にできることは何もない。誰でもどんな時でも、最善を尽くさない人はいない。他人には怠けているようでも、本人は努力しているものだ。頑張っているか否かは本人にしか分からない。頑張っても結果が出なければダメだと言う人もいるけれど、社会はそう判断するけれど、出せない人もいる。むしろ、人にはいろんなタイプがあると思って欲しい。

 母は我武者羅で生活力の旺盛な人だった。父は静かでひ弱な文学青年タイプだった。母は誰にでも親切で包容力があり大きな声で笑った。父はいくつになっても現実が見えない夢想家だった。母は厳しかったが、父は優しかった。父は職場の若い女性に恋をしたと、姉から聞いたことがあるが、その時に母がどうしたのかは話してくれなかった。母はガンになり、名古屋赤十字病院に入院した。日毎に痩せていく母を父は看護していた。性格もおそらく考えていることも違っていたふたりだと思う。

 それぞれに努力していても、すれ違うこともあれば全く方向が異なることもある。完璧な人はいないし、完璧があることも怪しい。先日、友だちと登校できない子どものことが話題になった。結論から言えば、「難しい時代になった」、余りにもたくさんのことが要求されている。私たちのような年寄りでも大変なのだから、子どもたちはもっと辛いだろう。4歳になる孫娘、生まれたばかりの孫娘、この子たちが大きくなる時はどんな時代になっているのだろう。

コメント
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