友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

いつも前向きに生きるしかない

2013年10月13日 20時24分43秒 | Weblog

 井戸掘り仲間はおしゃべりが好き。今日も井戸掘りで、最後の確認をしながら埋め戻しにかかった。何の話からそうなったのは分からないが、東京で女子高校生が殺された話になった。「高校生が付き合ってなんかいたらいかんよ」。「付き合うって、東京と京都なんだろう。電話かメールのやり取りをしていたってことだろう」。「付き合うというとすぐに不純異性行為を想像するんだから」。「懐かしい言葉を知っているね。昔は文通だったものだが」。

 そんな60年も前の話を持ち出されても困る。確かに私たちの高校生の頃は手紙だった。かなり“発展した仲”と言われているカップルでも、街中をふたりが手をつないで歩くこともなかった。文通が流行していて、その文通友だちに会いに出かけた者もいた。喫茶店に入るのは禁止だったから、付き合うと言っても、どんな形だったのだろう。私は中学から好きな女の子がいたけれど、ふたりだけで話したことはないし、手紙をやり取りしたこともなかった。

 「男は自分が好きだと思うと、相手も自分のことを好きだと思い込む。女はダメと思った時から、男のことなんかすぐ忘れられる。それが女だと男は知らないから、どこまでもいつまでも女を追いかける。女はねえ、忘れられる特技を持っているのだ」。なるほど、それってご自分の体験ですかと聞きたいところを堪える。先輩がどんな女性とどのようにして結ばれたのか、一度聞いてみたい。

 「結婚なんてものは打算だよ」。えっ、それが結論なの?「男が女に“幸せにするから”と言うが、あれが間違っている。男も女も自分が幸せになりたいから結婚するのであって、相手を幸せにしたくて結婚するわけではない」。そうかな、そんな打算的とは思わないけど。「男はこの女と結婚すれば、飯は作ってくれる、掃除洗濯はやってくれる、それにSEXもできる、そんなことしか考えていないさ。女だって同じさ。この男と暮らせばいい生活が出来る、楽になれると思うから結婚するのさ」。

 どうもこの人の言い方はいつも極端だ。反省することはないのだろうか?「経験から学ぶことはあっても、過去のことにこだわるのは愚かなことだ。過ぎてしまったことを取り戻すことは出来ない。人間は前を向いてしか生きていけないのだ。過去なんかどうでもいいことなのだ」。いつも前向きに生きる。それしかないのか、そう思うと何だか元気になれた。

コメント
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