友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

時代に取り残される

2012年12月12日 18時05分26秒 | Weblog

 朝、食事をしながらテレビの政見放送を見ていたが、やはり「維新の会」は元気がいい。やる気に満ちている。橋下さんは持って生まれた才能だろうけれど、演説は抜群にうまい。彼を首相にと思う人が出てきても当然だなと思った。演説は歯切れがいいから、聞きやすい。小さな1つひとつはもっともだと思うものもある。けれども、私は彼のような合理主義者にはなれない。彼のように冷徹な判断が受け入れられない。

 私の基準は、原発をなくすこと、憲法を守ること、弱い立場の人に優しいことの3点である。美容院の若い男の子が心配したように、自民党や維新の会が躍進すれば、軍備力の強化や憲法を変えることになるのかも知れない。「戦争は二度とごめんだ」を知っている世代や、私たちのようにそう聞かされてきた世代が高齢となり、子どもの頃から恵まれた生活を送ってきた新しい世代が社会の中心になり、この世代がどう判断するかである。

 私は家を出る時に、携帯電話を忘れてしまったことがある。それで、アレッと気が付いた時は万事休すで、相手に電話することも出来ず、どうしようかと焦った。とにかく30分は待とう。昔、デートの時は30分でも1時間でも待ったはずだ。そのくらいの辛抱が出来なければ大人じゃーないと決めて待った。やはりその判断は正しく、神様はちゃんと見ていてくれた。そんなことがあったけれど、昔の人は携帯電話など持っていなかったから、連絡の取りようもない訳で、こんな時はどうしていたのだろう。

 世の中はとても便利になった。どこにいても、たとえば海外にいても即座に連絡できる。来年1月12日(土)に行なう大和塾の市民講座の講師は、世界的な天文学者の福井康雄教授である。そのチラシの原稿を直していただいているけれど、パソコンを使えば教授がどこにいても見て修正していただくことが出来る。ところが残念ながら私は、パソコンで文章はかけるけれど、それを何かに転換したり、ポスターやチラシのような画面にして送るという作法が出来ない。

 「画面を添付して送ったけれど、メールボックスが一杯で受け取ってもらえない。メールボックスを整理して」と先日も言われた。メールボックスを整理したのにまだダメだ。「それはメールボックスの容量が小さいからもっと大きいものに契約しなさい」と言う。ところが、どこへどのようにしたらよいのか、分からない。パソコンに精通していないと、ホントに時代に取り残されそうな気がする。

 橋下さんが「このままでは置いていかれますよ」と叫んでいたけれど、諸外国に遅れをとると何がいけないのだろうとまた考えてしまった。

コメント
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