友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

女友だちのお母さん

2008年06月03日 22時20分37秒 | Weblog
 9日に、浜松と湖西に住む中学の女友だちに会いに出かえることになった。昨年、クラス会を開いたが二人とも都合が悪くて出席できなかった。それなら、今度はこちらから出かけようかというわけである。初めは男ばかり5人で出かける話だったけれど、せっかくだから女子も誘っていこうということになった。友だちのカミさんは「そんな男ばかりで行って、向こうの方は迷惑ではないの?」と、心配しているようだ。
 
 中学時代から、男4・5人でこの女友だちである二人の家によく上り込んでいた。たぶん、向こうのお母さんやお父さんが一番ビックリしたのは19歳の時で、大阪に引っ越した女友だちの家に、男ばかり5人が泊まりに来た時だと思う。誰が彼女の家と連絡を取ったのかよく知らないが、全くずうずうしくも晩御飯を食べて泊めさせてもらったのだから、迷惑なんてものではなかったと思う。本当に気さくなお母さんで、いつもとてもよくしてもらった。

 5人の男どもの中の1人が彼女の恋人というわけでもなく、全く中学時代の延長で押しかけて行ったのだから、今から思えばもう少し思慮すべきだった。どうしてあんなに仲良しだったのか不思議だが、男と女でありながら、恋愛感情がなかったから続いたのかもしれない。9日に出かけることも、友だちのカミさんが心配するようなことはなく、多分向こうで花の名所とかを訪ねたり、美味しいものを食べたり、おしゃべりしたりするだけのことになるのだろう。

 それにしても午前9時に現地に集合とはまた早すぎる思いだが、決めていただいた以上それに従うのが友だちだ。現地に9時までに着くためにはJR名古屋駅を何時の列車に乗ればよいのだろう。駅に電話をして聞いてみようと思った。しかし、電話番号がわからないから、104番で聞いてみた。教えられた番号に掛けると、「何々の方はトーンを押したあと数字の何番を押してください。ダイヤル式の方は‥」とテープが流れる。言われた数字を押すが再びテープが「ただ今、東海道線は平常運転で‥」と言うばかりだ。いっこうに人の声が聞こえないから、馬鹿馬鹿しくなって切ってしまった。

 JRは民営化で、利用者さんの立場で経営しているというが、肉声にたどり着けないようなシステムで何が利用者さんの立場の経営かと腹が立った。78歳になる姉が、浜松で大好きな秋川雅史のコンサートがあるから「どうやって行ったらいい」と電話を掛けてきた時、「今のJRは絶対親切に教えてくれるから、駅の総合窓口で聞いてみたら」と答えた。姉は「行って来たけど、全然親切ではなかった。あっちこっちとたらい回しにされて、結局何もわからなかった」と言ってきた。年寄りの姉の言いたいことがそもそも判らなかったのだろう。

 中学時代の女友だちのお母さんのように、とりあえず受け入れ、それから考えて対応してくれる、そういう人はもういなくなってしまったのだろうか。
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