赤の女王

「「科学技術インタープリター養成プログラム(STITP)」勝手に提携サイト」提携サイト」byフルタニ

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5/22/06の6限

2006-05-24 15:56:08 | Weblog
ひさびさに授業の感想を。

6限は「科学技術リテラシー論」という名前の授業です。
22日で藤垣先生の授業が終わりました。
藤垣ファンとしては、先生と会えなくなるのが悲しいです。

藤垣先生の授業は、論文紹介でした。
インタープリター養成プログラム用につくられた、自立できないほど(これは表紙が薄いせいですかね)分厚い資料集に載っているarticleや、藤垣先生が用意してくださったジャーナルの中から英語論文をひとつ選んで発表すると。

私は、自分が科学教育に興味があるので、Deep Impactミッションのときに、NASAがどのように教育等に取り入れてもらおうと努力したか、という報告の論文を選びました。
(ジャーナルがSpace Science Reviewという名前で、きっと理系の人向けのものだろうから、理系の私には読みやすいに違いないと思ったのも理由のひとつ。……だってサイエンスコミュニケーションとかのジャーナルって、普段なじみのない言い回しが多くて読みづらいんだもの)

K-4からmiddle school、高校まで全ての学年向けに素材が準備され、それを教師達に使ってもらおうと努力したってな感じのことが書いてありました。
あと、7年生以降の生徒には、comet scienceそのものもさることながら、problem solvingの実例としてミッションそのものの進行をまねてもらったりもしたとか。

例1:ある会社が、フライバイスペースシップ(彗星にぶつける小型宇宙船の親)にもうひとつカメラを搭載しませんか、するなら負担しますよ、というオファーをくれました。われわれはこのオファーを受けるべきか?受けないべきか?またそれはなぜ?
というのを、受けるべき派と、受けないべき派にわかれて討論し、結論を導いて、実際にNASAがどういう選択をしたか、それと自分達は同じ選択だったか、ちがったか、またそれはなぜか、ということを学ぶ。

例2:インパクター(彗星に突っ込んだ方)をいつフライバイスペースシップからリリースするべきか?
ミッションリーダーとか技術者リーダーとかに分かれて、いつリリースするのがよいかをみんなで話し合って決める。(これは、物理や数学の知識が必要になるのかも)これまた実際にNASAが選んだタイミングと比較する。

まーアメリカらしくて面白いのではないかと思いました。

次に紹介した人のは、ビッグサイエンスと政治の関係かなにかについての論文でした。
ヒトゲノムプロジェクトは明らかに政府主導のプロジェクトであり、科学者が先導したわけではなかった。それでよかったのか?みたいな論文でした。(たしか)

私としては……政府が主導しなかったらゲノムプロジェクトはなされてなかったのかなぁ、とか、結果的にヒトゲノムプロジェクトは科学の推進という意味では有効であったのだから、いいじゃん、と思ってしまいましたが。
なんかこう、ベルリンの壁が崩壊してしまって軍事予算がだぶついてしまったので、こうなったらでかいプロジェクトをやろう!ヒトゲノムだ!てな展開でアメリカの議会かどこかで話が持ち上がり、それをワトソンなどが後押しし、どっかの州知事も推して推しておしまくって、あれよあれよというまにプロジェクトが始動した、と。日本やEUは、その当時特許がどうなるかわからなかったので、こりゃ特許をアメリカに独占されてしまう、っていうんで追従せざるをえなかったのだ、という話だそうです。

とにかく、私のは、宇宙科学はこうやって社会に還元するプログラムを前面に押し出さないと予算が取れなくなったということを如実に示す論文だったようです。(廣野先生談)
ヒトゲノムの方は……?軍事予算が縮小された分をほかの科学にまわすときの政府の強引さ?科学者が科学の行く先を決めれないもどかしさ?とか??
よくわかりませんでした……。

アメリカの軍事予算って、ベルリンの壁崩壊以後も順調に増え続けていると思っていたのですが。アメリカって次々敵を見つけるのがうまいし。
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朝日中学生ウイークリー

2006-05-23 23:57:34 | Weblog
なる企画に参加させていただくことになりました。

子供が好きなので楽しみです。

修士の頃に小学生の夏休み水泳指導のバイトをやっていたとき、超なついてくれた5年生の子なんかも今頃は私のことを忘れて中学生になっちゃってるんだろうなぁ~。

と思うと、感動もひとしお(?)です。
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