旅中

とにかく旅なのだ。

ドイツの日本

2007-02-27 | 

カーニバルの少し前....。


ドイツ最大の日本人居住地 『デュッセルドルフ』へ行ってきた。
上の画像は日本食スーパーのもの。
カレー売り場が忠実に再現されています。こりゃ、日本だねぇ。
品揃えは地方スーパーくらいかなぁ。価格は日本の三倍といったとこ。
でも、豆腐がすごかった。
固さが五段階。表示が『ミディアム』って。(笑)
しかも3個で300円強とそんなにお高くないの。
もっと買いたかったけど、1個400gなので重くて諦めた。
『こくまろ』がローマ字なのもウケるでしょ。

お店に入ると「いらっしゃいませ~。」
買ってないのに「ありがとうございました~。」が新鮮だったわ。

この街、以前旦那が留学していたとこなので、ほかは特に目新しくも無く、
大学の展覧会見てアルトビールの店を2件はしごして、ケルンへ移動。

  
お気に入りの店で洋服を買い、ここでもビールを1杯頂く。
「いや~、満足満足。」と帰りの電車を待つ間、衝撃の瞬間を目撃。

駅の中のステージみたいなとこで座って待ってたんだけど、
隣でホームレスのおじさんが酔っぱらって居眠りしてたのね。
ふと気づくと、普通のおばさんが少し離れたとこから
じ~っとそのホームレスを観察してるのさ。
そして、ふいといなくなり、またしばらくして戻ってきたの。
『なんか変だな。』と思ったその時、
そのおばさん、ホームレスの袋から空缶を3個盗んだよ~っ!!
ほんと普通の人に見えたから、夫婦揃ってかなりビックリ。
ドイツでは、缶やペットボトルに保証金(1個40円くらい)がかかってて、
お店にもっていけば現金にしてくれるのよ。
ホームレスにしたら、命の生活費でしょ~。
そんな人から盗むか普通。
駅では置き引きに気をつけましょうというが、本当だね。

そして衝撃を引きずりつつ帰宅し、旦那がマフラーを紛失していることに気づく。
左のビール画像の端っこに写っているのが最後の姿。
ホームレスのおじさん共々、飲みすぎはいけませんな。(笑)


バラの月曜日

2007-02-23 | 

いよいよ、祭り当日。
あいにくの曇り空の上、眠くてダルくて仕方ない。
集合地点へ移動する山車が我が家の前を次々と通り、
それを見た旦那のテンションが高くなっちゃって、余計にダルくなる。

とりあえず、重い腰に鞭打って、何枚重ねたか分んないくらいの厚着で出発~!

街中に近づくにつれ、仮装だらけの人だらけ。
どこに本拠地を置くか悩み、特設スタンド席から100m程離れた所に陣を張る。
早めに行ったけど、11時11分スタートなので待たされること1時間。

やっと、メインイベント『情け無用お菓子争奪戦』の始まりである。
この為に早くから場所取りしたのだ。
獲るぞ~!と鼻息も荒く待ち構えていたら、後ろからドイツのオヤジが
「この子供を君の前に入れてくれ。」とお願いしてきた。
『なぜ同国の者に頼まない?』と疑問に思ったが、
ポリスの仮装をした小太り少年(推定5歳)は、ススッと私の前に。むぅ。

このパレードは、150もの鼓笛隊やら山車やら仮装人間が次々と現われ、
観客達にお菓子を投げつけ、人々はそれを奪いあうのだ。
合言葉は「ヘラウ」。
これを大きな声で言わないとお菓子を投げてもらえません。


かなり張り切ってた私ですが、不覚にも少年ポリスに最初のポップコーン袋を獲られる。
この勝負、落ちたものを拾うには体躯の短い奴が有利。
かなり悔しいが突き飛ばす訳にもいかず、イライラがつのる。
すると少年ポリス、地面を指差し『あそこに飴がある。』と教えてくれた。
『いやいや、君が取りなさいよ。』と背中を押すも首を横に振る少年ポリス。
どうやら、ポップコーンの件を気にして遠慮しているのだな。
なんと健気なやつ。
その後、イスラム系の奥様に「2分、子供を見ててくれ。」と頼まれたり、
なんだ?達磨は子供好きに見えるのかい?

その他のパレードはこんな感じ~。

ドイツのなまはげ。


陸の海賊船。


ジャガー印のトラクター。


両手と両足をガムテで縛られている熊。哀れ。


↓お約束。               
 

そして、私。

あんだけ騒いだ達磨でしたが、ちょっと恥ずかしくなっちゃったのと
居住性の悪さに5分も装着しませんでした。ふふふ。


なんだかんだで4時間の死闘。成果はこれでございます。
持ち帰ってみたら、さほど欲しくなかった物ばかり。
いやいや、勝ち取るってとこに意義があったのだ。
次の日、風邪ひいちゃったから強がってみる。(笑)

ちなみにこの祭りは『ローゼンモンターク(バラの月曜日)』っていうんだけど
カトリックでは復活祭(イースター)の40日前は断食の時期らしく、
その期間に入る前に行った無礼講のお祭りがカーニバルの始まりなんだとさ。


達磨職人

2007-02-18 | 

「達磨になりたい!達磨になるの~!」と旦那にゴネてみた。
カーニバルの仮装が他に何にも思いつかず、
いい年した大人の頼みごととは思えないがとにかくゴネた。
「あんま良くないと思うよ~。」と乗り気じゃない旦那。
そこを執拗な言葉攻めで渋々制作を了承させる。(笑)
旦那、ドイツにて達磨職人に転職。

1.ダンボールで型組。        2.チラシで張りぼてを作る。
  

3.顔が命の筆入れ。使用しているのは慶弔用ペン。(笑)


4.完成!! 目の周りに金も貼ってもらったのだ。

なかなかの完成度でしょ。
月曜日の祭り本番は、これにて参戦~。ひゃひゃひゃ。


カーニバル前哨戦

2007-02-17 | 

久々に朝市へ行きましょうと買い物に出たところ、
街中は既にカーニバル仕様に変更済み。
朝市は影も形もありませんでした。うぬぬ。
14時過ぎから子供達のパレードが始まるらしいとの情報だったので、
ちょっとプラプラして早めに観戦の場所取り。
14時からと言ってもそれはスタート地点の開始時間であって、
かれこれ45分は待ったのちにようやく可愛らしいのがやってまいりました。

コンセプト不明の筒型子供達。


チーズで自走するネズミ小僧。


頭部はリアルでも尻尾は竹箒の馬。


お約束のデカ人形に釘付けの悪魔君(左下)。


気温は11度と寒くは無かったはずなのに、1時間半の立ち見で足がガチガチ。
本番の月曜日は完全防備で挑まねば。
しかし、意味を理解していない子供が変な格好をさせられているのは
可哀相だなと思いつつ、でも可愛らしいわ。
記念写真で子供に蜂のコスプレをさせる親の気持ちをちょっと理解する。(笑)


冬眠解除

2007-02-07 | 日常

ご無沙汰です。
ほったらかしのブログでも気にしててくれてありがとう。

動画サイトにがっつりとハマって、一月が終わりました。(笑)
旦那が本業に忙しく内職手伝ったりして、特にイベントも無く...。
これが内職↓。(笑)


近頃のドイツの様子はというと...。
年が明けたら、春の名物『幸福の豚』があちこちに出現。

マジパンでつくった甘~い豚頭、食べたくは無いよね。

あと、2/19にはドイツ三大祭りの大仮装カーニバルがあるの。
遠慮は全く必要無し、目立ったもん勝ちな世界です。
何か良い仮装アイディアないですかぁ?