妄想の時間。。。

洗濯物は減らない…いくらやっても、無くならない...。
ここでは、
(日本と比べると）大型洗濯機に突っ込んで洗ったあと、
(日本と比べると）大型乾燥機に入れて、まわせば一応洗濯は終わりという、
楽をさせてもらってるが、この量の洗濯物をたたまなくてはならない。
あ～、これで、たたんでくれる機械があったらどんなにいいだろうか～～～。
．．．と、思っていた。

でも、最近は、たたむのが好きになった。
それは、一人、いや、スンホニと一緒の妄想の時間。
洗濯物をたたみながら、そして、見つめながら、旅にでる

もちろん、その時間は、そこだけにはとどまらない。
いろんなところで、ふと、世界に入る...

ブクブクと煮立つ、クリームシチューを見ながら、
娘の乗るブランコを力一杯押しながら、
子供をお風呂にいれながら、

～これは前に息子に捕まったことがある。
「何で、それを見てるの？」
「え?それって?」．．．蛇口を指差す息子
私は、蛇口を一心に見つめ、微笑みかけていたらしい．.．
それを見ていた息子はさぞかし、寒かっただろう。～

見ているほうは居たたまれないだろう。
口元に得体の知れない笑みを浮かべ、洗濯物を見つめる母。
トラウマにならなければいいけれど。

何を妄想するかって？
それは、もう、もちろん、
みなさんと同じです...

でも、やがて、旅から帰ってこなければならない。
機械的に畳んでいた洋服のやまができると、
乾燥機から出したばらばらの靴下が目の前に広がる。
何で、みんな片方ずつなのよ～～。まったく、ペアのない神経衰弱。

でも、こんなに洗濯しても、やっぱり、洗濯物はなくならない...。