民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Day.3613 哀しくも目出度くも

2016-12-18 21:56:56 | 駅前暮らし
妻の母親様が103歳の天寿を全うされた。
哀しくもあり目出度くもあり・・である。
養護施設で5~6年は暮らしたが、病院に入ると言うのでもなく
親孝行ならぬ子孝行な最期であった。
仙人の数年後も、あわよくば短期間のお世話で逝きたいものである。

極く極く極く質素な祭壇を設けた。
仙人のその時もこうあって欲しいと心の内で思った。
義理の親子乍ら、特別に可愛がっていただいたことが思い出されてならない。


我が家にもお参りを頂いていたお坊様においでを願った。
その時の話・・「我が宗旨に於いては高齢の逝去は目出度いものとし
お布施の封筒も白黒に限らず紅白水引の袋でも構わない」・・と言われた。
初耳ではあったがなるほどと合点し紅白にてお包みした。
仙人が主たる立場ではないが、相談を受けての仕儀でアリマシタ。

明日の告別式を終えれば、全てが終わる。
重くのしかかっていたものがスッとはずれた様な妙な安堵感がある。
遠くない将来の事を確かに見た気がした。

楽しい話題で無かったことをお詫び申し上げます。
が・・いつか行く道・・誰も行く道・・である。


コメント
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