民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol.1672 終の棲家

2011-08-27 22:43:43 | 蘊蓄ちくちく
このところチョット憂鬱な日々が続いている。
物事がうまく捗(はかど)らないのは仙人だけではない・・
当然と受け止め、自らを戒め励ます。

「世間はせわしなく動いているんやぁ~」そんな実感の反動だろう。
或る人に話をしたら「更年期ですよ」・・なるほど・・アリかも。
その「更年期」がどんなモノで、年齢にかかわるのか性別にかかわるのか・・
細かしいことは別にして・・そんな風?・・と言われれば当たらずとも遠くない。

世界一のシワワセモノ?であった仙人が・・やや「おいてけぼり」を喰って慌てているのか・・
忘れていたものが世間で有ったり自分の歳で有ったりひとの気持で有ったり・・。
かと言って取り立てて被害を被ったと言うのではない。
諸々を綯(な)い混ぜて・・その上秋風が「追い風」となる。

「ヤバー!・・


よほど遅れている・・と思っていた百合・・ふもとのお家でも咲いて居った。
「季節は間違っていないんだ」・・訳もなくホッとする。
アプローチから入った角にポツネンと一本咲いた様は美しくもあり、果てはもの悲しくもある。

芙蓉がまだまだ咲いている・・それとこれが終われば後は秋色に変わる。
そんな一年が何回か繰り返され・・いつか憂鬱さえ感じなくなる・・。


終(つい)の棲家は駅と繋がっている・・これ以上の場所は・・
グリーンの広場は商店街の屋根・・この下にB-2までの4層がある。
此処から見た3Fの角・・つまり5Fだ。

老夫婦にとっても広くは無いが、所帯道具を限りなくゼロに近付ければ何とか暮らせる・・。
西陽が暑そうやな・・これから逃れるために山に住んだ。
運転が出来なくなったら・・山はとても住める所ではない。

でもココええとこやで・・大阪でも京都でも陸橋一本で繋がっている
否否・・玄関から熊本までつながっとるケン・・傘なしで行ける
一杯飲んで帰ってきてもラクチンやし・・

そう思えば・・憂鬱の一つは飛んでいくかな・・









コメント
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