気づきの日々

毎日、何気ない言葉や思いつきに、ふと気づかされる時があります。
そんな日々のことを書いてみることにしました。

重い荷物の手放し

2024-02-02 19:20:29 | 日記
ここ数日「お経」が気になっていた。
父の葬儀の時にお世話になったお寺(家系が信者)から、毎回参加のお知らせが来る。
父の100日供養まではお寺でお願いしたが、回忌供養はコロナの時期と重なった事もあり参列者も高齢者で数人なので、招くのはやめて自宅で1人で私なりの供養をした。
かつての父も母の為に仏壇でお経を唱えていたので、やはりお経はやってもらいたいのかなと「パソコンでお寺系の読経」を流した。
しかし私自身は、お寺の供養は矛盾していると感じてた。
というのも私自身が家系の最後になってしまい、私が先祖を手厚く供養したとしても私を供養してくれる人はいないのだ。
人に頼るべきではないと思った。
そして「自分で行きたい道を探して進む」事も決めた。
私が供養できなくなったら、ご先祖さんはどうするのだろう?
ご先祖さんも同じように「自分で動ける道を探す」しかない。
だったら今から私がそれを目指して実現させていく姿を見てもらうことで、ご先祖さんも参考になると思った。
その後も何度かお寺から参加の葉書が来るので、電話で私の状況と気持ちを説明して「もう葉書は必要ないので送らなくて結構ですので」と伝えた。

でも今だに葉書は届いてます。
多分、お寺さんは亡くなった父の為だと思って送ってくださるのでしょう。
親戚の叔母(父の妹)さんからも年賀状が来なくなりました。
多分、お寺さんや親戚の別の叔母さんから私が父の読経供養をしていないという現状に腹を立てているのかもしれません。
父が不憫だと思っているのかもしれません。
私はどう思われても構わないけど、父の気持ちはどうなんだろう?
私は必要ないと思っているけど、父は必要としているのだろうか?
父の為にお寺で供養してあげた方が、父は喜ぶのだろうか?
それが解らないので気になっていました。
そして昨夜寝る前に「父がどう思っているかを夢で見せてください」とお願いしました。

そして今朝、見た夢です。
私はどこか(海外?)を旅行で訪れていた。
日本の温泉ホテル?みたいな宿に泊まっていて、チェックアウトの時間を過ぎているのに部屋で寝ていた?ような気もするが、外で浴衣を着て財布を持って歩いていた。
買い物にでも出かけたのかな?そこでチェックアウトの時間が過ぎて気になって急いでホテルの部屋に戻りたいのに、なかなか辿り着けないで彷徨っていた。
ホテルの名前を思い出そうとするが、何も思い出せなかった。
場面が変わって私は自宅の部屋にいて眠ってた。
起きようとするが背中に空気ベッドみたいな浮き袋みたいなものが張り付いていて、それが重くて起きられない状態だった。
私は爪で破って、中の重い空気を抜いて起き上がった。

この最後の場面が凄く印象的でした。
背中の重い気は「先祖の動けないでいる重い気」だと感じました。
前半の何も思い出せない状態は「認知症」と重なります。
母も認知症になる前に「仏壇」を凄く気にしていました。
兄が実家に来ないのは嫁の宗教のせいだと思い込んで、嫁に実家の仏壇を拝めるかと言ってた事があるそうです。
兄の結婚当初も嫁が宗教の勧誘に母の元へと来ていたそうで、色々と母も悩んでいたのでしょう。
それから実家に祖父たちの仏壇を買おうと言い出したのも母だからです。
そして母は認知症になった。
夢の内容も、もしかしたら母の姿を表していたのかもしれません。
夢の中の彷徨っていた私が母であり、同じように家系の最後となったご先祖さんがいて供養されなくて動けなくなり重い気となったのかもしれません。
逆に考えれば、家を供養してもらえない嫁だから母の中に入って嫌っていたのかも。
そのご先祖さんはもしかしたら「今世で自分で起きる魂」だったのかもしれない。
それを家系の因縁として母も私もご先祖さんも持って生まれて来たのかもしれません。

前にどこかで見聞きした話を思い出しました。
実家がお寺さんで息子が後を継ぐしかなかったが、それはやりたくないと思ったそうで、色々と言われたがやらなかったそうです。
他の人は違うかもしれないけど、自分にはそれは必要ないと思ったそうです。
すると認知症だったお母さんの病気が治ったそうです。

自分にとっても先祖の重い気は、理解して手放す事も必要なんだなと思いました。
今日見た過去記事も同じような事を書いてました。

今朝の夢の最後の部分は、外側から中心軸(自宅)に戻った私に思えました。
やっぱり父は夢に出て来ません。笑
きっと「お前のやりたいようにやりなさい」と言ってくれていると感じます。

お母さん、ありがとう。
お父さん、ありがとう。
お祖父ちゃん、ありがとう。
お祖母ちゃん、ありがとう。

母が過去生で出来なかった事を、今回2人の為にも私はやります。




コメント
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