いなぎ みんなのとしょかん

稲城の図書館サポーター
稲城の図書館をみんなで考え、育てていくために集まった仲間です。

ブックコートのかけ方学習会&交流会

2010年10月31日 | みんとの広場
久しぶりに『多摩地区小・中学校図書館職員の会』が開催されます。

今回は、初心者向けの講習会を、ということで、
まず第1弾、ブックコートのかけ方をみなで学びます。
恒例の交流会もあります。
初心者の方もベテランの方もぜひご参加ください。

対象は「学校図書館にかかわりのある方」です。

多摩学図 ブックコートかけ方学習会&交流会
日時 11月13日(土) 午後2時~4時半
場所 調布市立北ノ台小学校図書館
費用 100円

当日参加もアリですが、大体の参加人数を確認したいので、
お手数ですが、参加なさりたい方、詳しいことをお知りになりたい方は、
アドレス hontoasobo_2010@mail.goo.ne.jp
までメールをください。

先頃話題だったゲゲゲな深大寺見物を午前中に組み込む、
というのも手です。

学校図書館に専任司書の配置を!~稲城市 石川市長へ要望~

2010年10月17日 | お知らせ
みんなのとしょかんでは、これまで稲城市内の学校図書館の充実を求め、専任司書配置の必要性を提言してきました。

去る2010年10月1日、稲城市石川市長に直接お会いして、学校図書館の重要性と専任司書配置によって学校・生徒が活き活きと学習を進めている事例についてお話しする機会を持つことができました。

その際、司書配置の要望について市民の間に多くの声があがっていることを伝えるために、専任司書の常時配置についての要望署名を呼びかけたところ、わずか3週間ほどの間でしたが、たくさん方々の応援をいただき、最終的になんと2800名を超える方々に署名をお寄せいただきました!
署名へのご協力ほんとうにありがとうございました。

みなさまの署名を確かにお渡しし、その場で市長は前向きの対応を表明してくださいました。

私たちは学校図書館に専任の司書が常時配置されればそれで完結とは考えていません。専任司書にその職務を充分に全うしてもらうためには、みなさまのご理解とご支援が不可欠です。さらには司書さんのたゆまぬ研鑽が重要です。

これからも「みんと」は、サポーターとしてでき得る限りの学校図書館に関する支援をしていきたいと思います。
  
今後とも学校図書館になお一層のご関心をお寄せいただけますよう、よろしくお願い致します。 

学校図書館専任司書の常時配置を求める要望書

2010年10月17日 | 活動記録
2010年10月1日、稲城市石川市長にお渡しした要望書です。
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 日頃より、稲城のこどもたちの教育の充実に向け、特色ある取り組みを推進していただいていることについて市民として感謝しております。私どもは、平成15年から稲城の図書館サービスについて、市民の側から建設的な提案を行い、市と協働してその発展を支援して参りました。

 稲城市立中央図書館開館から4年、プラザ図書館も開館し、市内における公共図書館サービスは、年々充実してきており、市民として大変喜ばしく存じます。

 その一方で、2003年度に学校図書館法が改正されるとともに、新学習指導要領の施行を迎え、こどもたちの「生きる力」を育てるための環境整備が求められています。

 稲城では稲城エデュケーションプラグラム等を遠して、体験することによる生きる力の増進に積極的に取り組んできたところですが、一方で自らの学習課題を自主的に調査・習得するための基礎的なツールである学校図書館(室)の整備については、残念ながら後塵を拝している状況です。


 学校図書館の整備は単に図書室を置き、本を購入することにより完成するものではありません。最新の学習内容や情報環境の変化に対応し、適切な図書・雑誌を揃え、それをこどもたちの日々の利用に供するために整備・配架し、案内する人材、運営管理を行う人材の配置が欠かせません。

 稲城では、市内のすべての小中学校に司書教諭を配置してきていますが、現状では通常の授業・担任を本務として担った上での任用です。私どものメンバーは、市内各校において図書ボランティア等を行ってその支援をしてきたところですが、その体験の中から、現状の司書教諭のみでは学校図書館の整備は困難であると実感してきております。

 新学習指導要領に盛り込まれた高度な教育内容(学校図書館メディアの紹介や提供、情報サービス、広報、学校図書館で児童・生徒の対応や学習支援)を実現するためにも、専任の学校図書館司書を常時置くことが必要不可欠であると考えます。


 そこで、学校図書館専任司書を常時配置した、高度な学習支援機能を発揮できる学校図書館を柱としたモデル事業の取り組みを強く要望いたします。


「稲城市子ども読書推進会議」参加報告

2010年02月19日 | お知らせ
先日ご案内した「稲城市子ども読書推進会議」にみんとメンバーも参加してきました。

会場となった城山体験学習館の会議室は参加者でぎっしり!
熱気溢れる会場でした。

会のプログラムは以下のとおり
1 図書館長あいさつ
2 稲城市子ども読書活動推進計画の紹介
3 計画の実施状況報告
4 学校図書館活性化検討会の紹介
5 事例発表 
 (1)稲城市立第四小学校のボランティアによる学校図書館の改善事例
 *この報告は、参加者に深い感銘を与えました。ボランティアグループの保護者が、夏休みをほとんどつぶして「誰も顧みないぼろぼろの図書室」を、本が生き生きと利用でき、学習活動も展開できる空間に生まれ変わらせた試みです。
 これは本当にボランティアの域をはるかに越えた活動です。
 本来こうした業務を責任をもって実施しなくてはならないのは稲城の教育委員会です。
 「ああよかったボランティアに任せればいいや」ではなく、これを模範に自らの責任で各学校でこうした活動を実施できる予算と人員を保障してほしいと強く思いました。
 ボランティアががんばってやってくれること=市民の要望が強いこと、という認識を持ってほしいですね。
 (2)稲城市立第二保育園のぞう組さんの市立第一図書館利用指導
 年長組の児童に図書館の利用方法を教えながら、本の楽しさを伝える試みです。すばらしい指導で、ぜひ稲城の全保育園・幼稚園・小学生(一年生)に対して実施してほしいですね。
6 情報交換
 情報交換では、学校図書館の充実に議論が集中しました。
 ある小学校では、ボランティアが手を出すと、行政側がそれを口実にして主体的に事業を行わないから、ボランティアをするべきではない、との議論まで出ているという報告がありました。
 また、上記四小の試みについて、図書館の維持には継続的な取り組みが必要であり、ここまでできたからいい、とほうっておくとあっという間にもとの木阿弥になってしまう。こうしたボランティアの熱意をムダにしないよう、市が積極的に充実策を図ってほしい、という意見や、学校図書館活性化検討会の今後を注目しているとの意見が出ました。
 また、図書館主催の展示会、講演会の提案など、初めての推進会議としては、非常に活発な意見が出されました。
 今後もぜひ継続的な意見交換の場を持っていければ、稲城の読書環境整備推進に効果があると思いました。

皆さんも次回はぜひ参加してみませんか

「稲城市子ども読書活動推進会議」に行ってみませんか!

2010年01月20日 | お知らせ
「稲城市子ども読書活動推進計画 ― 本はともだち いなぎの子 ―」が策定されてから、一年が経ちました。
計画の推進を図るため「稲城市子ども読書推進会議」を開催されます。
より多くの方に計画の趣旨・内容を知っていただき、協力しながら子どもの読書活動を推進していくために開かれます。 
内容は、計画の紹介と実施状況、「学校図書館活性化検討会」の報告、読書活動の実践報告、情報交換等です。
子どもの読書に関心のある方は、どなたでも参加できます。    
申し込みなどは必要ありませんので、気軽に行ってみませんか。

日時:2月6日(土) 午前10時~正午
場所:城山体験学習館(中央図書館併設)
問合せ:第一図書館 042-377-2123