事務の仕事が首きりになりかけた

３月末の締切りの納品書と請求書を作成して発送する。
大事な仕事だ。
私の仕事だ。

取引先の一本の電話から間違いが発覚。
私に直電話があれば、平身低頭断りをして
再発行して終わる。
完全犯罪・・・誰にも分からないのだが。

息子が窓口で、息子に電話があったものだから、一大事になった。
聞けば重複の失敗だった。
よくもまあ、重なったもんだ。われながら情けない。
①６０個納入を６個にしていた。
②４５個納入を４３個にしていた。
③外注業者から直送分を伝票に揚げていなかった。

これだけ重なれば剣幕になるのも分かる。

一生懸命やっとるのに「母ちゃん」が足を引っ張ることになって
心から申し訳ないと思った。
それも一番大切なことでと猛反省はするものの、正当防衛？
つい本音も出る。
実際とは少なく、内が損するだけじゃが。
言い訳もある。
字が小さかった・・・など
誰でも間違いがあるわーなど、精一杯自分を心の中で正当化した。
それが呼び水となって
連れ合いがとどめの一言を言った。

こんな失敗一度や二度でない。
出来んのならもうしてくれんでええ。

我が家は何かあって話し合いをしていて、
誰かが味方につくと体制が変わるのが家風か。
明らかに２対１の体制だ。
勝ち目はない。まあ私が悪いから勝とうなんて思わないが。
私はその夜は「フーン」だと言う態度をしていた。
そうでもしないと落ち込んで立ち上がれそうに無かったので。

翌日
してくれーんでええーといっていたのに
間違いを訂正して伝票の再発行を指示された。
やっぱり家族だ。
間違いだらけの母ちゃんだが困るじゃろう
態度をでかくして事務をする。

首はかろうじてつながった。
間違えないように日々処理しようと心から反省。
間違えないようにできるかなあ。

私の助産師の仕事もだが
連れ合いの仕事の手伝いも生涯やるつもりだ。
子供を育て生活を支えた生業だから。大切に思っている。
内心みんな穏やかになってくれてよかった。