大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

リベルタス(フレンチ/中崎町)

2014年04月12日 13時32分01秒 | フレンチ
 このところ日本酒ばかり飲んでる気がします。ということは、居酒屋とか割烹とかの和食ベースの料理ばかり食べていると言うことでもあるので、今回はフレンチです。メンソールの中華料理は四川料理から始まっていることもあって、四川料理出身のシェフが作るフレンチというのがどのようなものか、興味があったりします。ワインよりは紹興酒が合う料理が出てくるのかなと思ってたんですが、そうではなかったです。
 
 メニューはコースのみ、6,480円の7品コース、8,640円の8品コース、10,800円の10品コースが用意されていますが、メンソールは8,400円のコースを予約しました。消費税率が8%に上がる前なので…。


 一皿目はアミューズのフィナンシェです。


 
 
 二皿目は、アサリを使った前菜です。


 
 
 三皿目なんですが、たぶんテーマは桜なんだと思います。泡(エスプーマ)に隠れて見えませんが、ビーツを伸ばして作った器の中に、桜鯛が置かれています。その上の泡は桜の香りに包まれています。一番下にある黄色いものは、蝦を使ったソースです。


 
 
 続いてが、ブータンノワールです。丸い石が皿になっています。下からクロワッサン、乗せられているのがヤングコーンとブータンノワール。泡は黒ビールのソースです。


 
 
 五皿目ですが、中華料理の経験を生かしたとのことで小籠包です。が、若干大きめなので、レンゲの上の小籠包を載せて、先に汁だけを吸い込んでという食べ方がちょいと難しいです。添えられているのがレンゲよりも小さいスプーンですから、そうした食べ方はできないと言っていいでしょう。ナイフでカットしてしまうと旨みが流れ出てしまうのでなんかも勿体ないと思ってしまいます。実際には、パンとかでぬぐって食べられるので、心配することではないんですが、どうして食べようかを、一瞬ですが考えてしまいます。


 
 
 続いてはフォアグラです。この料理も、中華のテイストが感じれレます。


 
 
 
 コースの中ではかなり印象的な皿だったんですが、おじさんという魚だそうです。スズキの仲間ですかね。これまでの料理で分かるとおり、盛りつけにこだわりがあるようです。


 
 
 
 メインは羊肉です。羊肉独特の味わいがほのかに感じられるんですが、同時に炭火の香りも感じられて、ちょっと炭火の香りが不要なんじゃないかなとは思いました。


 
 
 
 ラストがデセールです。これは旨かったです。


 
 
 料理については、サーブするごとに詳しく説明をしてくれるんですが、さすがに八皿もあると覚えきれません。写真を撮るようになってからは、特に瞬発的に記憶できなくなってしまいました。あとから画像を見れば思い出すだろうという甘えがあるのかもしれません。しかも、高さのある盛りつけだと、下に何が隠れていたのかが思い出せなかったりします。なので今回は、しっかりと紹介し切れていないと思います。
 
 中華のテイストも顔を出すんですが、基本的にはフレンチで、紹興酒を味わいながらというフレンチではありませんでした。メニューにも紹興酒はありませんでしたし…。それほど、バターやクリームをしっかりと効かせたフレンチではなくて、軽い目のフレンチです。メンソールはヘビーなワインが好きなんですが、ミディアムタイプの赤ワインにしましたが、スパークリングで通してしまうのが良いのかもしれません。ボトルワインは4,000円台後半が一番安いものだったんですが、それよりもグラスで提供されているワインの方が美味しかったのはちょいといかんのではないかとか思ったりはしました。
 
 

(店  名) リベルタス
(ジャンル) フレンチ
(所 在 地) 大阪市北区中崎1-4-21 タカヤマ北ビル一階
(電  話) 06-6364-9900
(定 休 日) 水曜日
(営業時間) 11:30-15:00、18:00-22:00
(席  数) 24席
(カ ー ド) 可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Dinners)
(ウ ェ ブ) http://restaurant-libertas.jp/
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日名田{居酒屋(日本酒、ビール、燻製、熟成肉)/南船場)

2014年04月12日 12時18分22秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 日本酒やビールの取りそろえが豊富で、自家製のソーセージや熟成肉、あるいは燻製料理などが味わえる、飲兵衛にとっては天国のような店だと聞いて、これまでにも何回か訪問を試みたんですが、なかなか入れず、5回目にしてやっとの訪問になりました。そんなに忙しい店ではないので、偶然が重なったんじゃないかというのが店主の弁でしたが…。

 まずはビールでと思ったんですが、軽くのどを潤すビールが一種類しかなかったので、店主におまかせしたところ、出てきたのがこのビールです。オランダのビールらしいです。アルコール度数は低い目で炭酸も低め、ホップの華やかな香りが印象的なビールでした。



 
 一品目は、生サラミのユッケ風です。ビジュアルはまさしく、昔懐かしいユッケです。メンソールは、牛肉のユッケには卵は不要というか、肉の味わいが薄まってしまうので好きではないんですが、この生サラミのユッケ風には、卵があった方が食感が良くて食べやすいと思います。



 
 二品目がコーダチーズの自家製燻製です。メニューの後の方に、盛り合わせもできると分かったので、次回は盛り合わせでオーダーしようかと思ってます。豚肉や鶏肉も興味があるんですが、アーモンドの燻製も気になるので…。で、ゴーダチーズの燻製なんですが、薫香は軽い目で、合わせる酒を選ばないと思います。



 
 さて、この日の目的の一つである自家製のソーセージです。何種類か用意されているんですが、この日のお勧めは鴨のソーセージだと言うことで、それをオーダーしました。噛んだときにジュワッとはじける肉汁が上手いです。若干、塩辛いと感じるかもしれませんが、はやり自家製だとこれくらいの塩分が必要なんだろうなとは思いますし、これくらいの方が肉の旨みを十分に引き出してくれると思います。旨み成分があっても水溶性でなければ旨みとして感じ取れないし、そのためにも適度な塩分は必要ですので…。



 
 三五八漬けというのがあって、鰯、鮭、サワラが用意されていたんですが、鰯がお勧めとのことでした。ちなみに、さごはちづけと読みます。塩、米、麹で漬け込むんですが、その比率が3:5:8なので、三五八漬けと言うそうです。醤油&大根下ろしが添えられてはいるんですが、十分に塩味がありますし、鰯の味わいも格段に増しています。これを食べるためだけに再訪しても良いかも…。



 
 30日熟成の豚肉は食べたかったんですが、次の予定が迫っていたので、酒のアテを二種類。
 
 一つ目は、ワラビです。ワラビって、昔はよく食べましたが、最近は、山菜を食べる人自体が少なくなっているようです。



 
 二つ目は、イカの黒作り。



 
 
 日本酒の取りそろえは多いし、料理は旨いです。今回は、メンソールの時間的制限で試せなかったんですが、焼き野菜などのメニューもあるようで、再訪が楽しみです。
 

(店  名) 日名田(ひなた)
(ジャンル) 居酒屋(日本酒、ビール、熟成肉)
(所 在 地) 大阪市中央区南船場3-9-6 日宝心斎橋ビル一階
(電  話) 06-4708-7488
(定 休 日) 日曜日
(営業時間) 17:00-24:00
(席  数) 10席(カウンターのみ)
(カ ー ド) 不可
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