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手製本活動(その21:製本教室)

2015年02月12日 21時43分15秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その21:製本教室)

平成27年02月12日実施した製本教室の制作模様です。


生徒さん作成の丸背製本です。
ひとつは半革装、もう一つは全革装の製本です。どちらも大変きれいな出来栄えです。

 

 

■本体部作成2:見返し、天地のやすりかけ、寒冷紗貼り、はなぎれ、しおり、クータ貼りの工程の丸背チームの作業状況です。

①捨紙をはがし、全体的にお掃除します。

 

②本来は裁断工程ですが、天をやすり(#240)がけし平らにします。

 

③クータを準備し、しおり紐や花布を教材の中から選び、見返しを貼ります。

 

④しおり紐、花布。寒冷紗の順番で背に貼ります。

 

⑤最後に、クータを背に貼って完成です。

Sさんの作品です。

Nさんの作品です。

 

Yさんの作品です。

 

 

■表紙の作成工程の丸背チームの作業状況です。

①表紙の裏にはる黄ボール紙(厚さ2mm)として、表・裏の型紙を切り出します。丸背の場合には、背は地券紙で切り出します。

②今回はB4版の美術用紙に表紙を印刷していますので、この切り出した黄ボール紙と地券紙を型として鉛筆でなぞり、表紙の枠を確定します。

 

③最後に、水溶きボンドにて、表紙の用紙に、切り出した黄ボール紙の型紙を貼り付けます。ここでの注意事項は角のまるめ処理です。

 

Tさんの作品です。

 


※製本教室の案内は下記のとおりです。


中国新聞文化センター教室部
教室名:クレドビル教室 お問い合わせはTEL082-962-4111へ
講座名:手製本(ルリユール)入門
コース:第2・4木曜 10:00~12:00
講師:広島手製本倶楽部主宰 森川 昌幸
講座内容:自分の本を作りたいが、製本については全く知識がないといった初心者を対象とした講座です。
製本の基礎として、前期3ヵ月間は角背、後期では丸背の製本実習を行います。
専門的な製本道具を用いず、手作り製本が楽しめるようになります。
製本技術をマスターすれば、自分史、ホームページ、ブログや絵手紙など自分のアイデアを活かした本を作ることができるようになります。
1回 5単位 2,500円/月2回 5,000円(表示:税抜)
備考:教材費 2,500円

 

広島手製本倶楽部は以下のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/book_index.html

 

 


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