死後の世界

みぬがままの子になってからの14年を、動画にしてみました。



みぬの虹の橋への旅立ちに際して、多くの方からブログやSNSで温かい言葉をいただき、
また私、みぬままのことまで心配していただき、感謝しております。

もちろん、大切な人や動物の死が悲しいことには変わりありません。
しかし、実は、私の「死」への受け止め方を変えた、一冊の本があります。

William Buhlmanによる、
Adventures Beyond the Body: How to Experience Out-of-Body Travel
という本です。

因みに、日本語版も出ています。
肉体を超えた冒険―どのようにして体外離脱を経験するか―

テーマは体外離脱ですが、体外離脱をするとは、すなわち「あの世」、つまり多くの人は死後に行く世界に、生きたまま行くこと。
（因みに、私みぬままは体外離脱をして過去に亡くなった人に会ったりした経験はありません）

この本に書かれている理論によると、実は物質世界（この世）こそがかりそめであり、その向こうには何次元にもわたる大きな世界が広がっている。
あの世は、何不自由ない平和な場所であるのに対し、物質世界は試練および学びの場である。
人は、それぞれの使命とともに物質世界で肉体を持ち、一生を終えると、肉体を離れ、またあの世に戻る。
これを何度も繰り返し、人は進化し続ける…という内容です。

スピリチュアル本なので、苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、本書はそのスピリチュアルな内容を、科学的かつ理論的に説明した本で、説得力があります。
この本を読むまでは、身近な人や動物の死が怖くて、
たとえば、猫たちを家に置いて数日間外出するたび、「私がいない間に死んでしまったらどうしよう」などと余計なまでの不安を抱いていたのですが、
この本を読んだら、そんな余計な不安がちっぽけなことに思えてきました。

きっと、みぬは、（人間でも大きな問題となっている）糖尿病のこと、食事や健康管理の大切さ、無償の愛、そして人とのつながりの大切さを人間に教えるという使命を持ってこの世で肉体を持ち、
そして今、その使命を果たして、肉体を離れてあの世に戻っていったのだろうな…と考えると、
（肉体としての）みぬを失ったことも、比較的楽に受け止められます。

もちろん、帰宅すると玄関で待っていたみぬ、お客さんが来るとままと一緒に出迎えたみぬ、細かい作業をしようとすると邪魔しに来ていたみぬがいなくなったことで、物足りなさも感じるし、
今でも、「あ、そろそろみぬの血糖値測らなきゃ」などと一瞬焦ったりすることもあります。
改めて、みぬとの生活および糖尿病管理がいかに自分の生活に大きなウエイトを占めていたかを実感しています。

でも、ロスを悲しむより、みぬがすべての苦しみから解放されて、フローラやその他の動物たちと一緒に楽しく過ごす姿を想像しつつ、
みぬと出会えたことに対する感謝の気持ちを持ち続けて、今後も生きて行こうと思います。


このブログを続けるかどうかは、まだ決めていません。
血糖値報告がない分、更新頻度は下がると思いますが、ゾロやルナのこと、また他に何かご報告したいことがあれば、不定期ながらも更新するかもしれません。
もちろん、コメントや、元サイトからのメールは受け取れますので、私みぬままへの連絡をご希望でしたら、いつでもご連絡ください。