文学少女じゃありません！

2004年の年度代表馬、ゼンノロブロイが亡くなりました。



4歳時（旧馬齢）に天皇賞・秋～ジャパンカップ～有馬記念と古馬GⅠを三連勝し、年度代表馬に選出されました。
実はサンデーサイレンス産駒初の年度代表馬がゼンノロブロイでした。
また、この有馬記念の勝ちタイム2分29秒5はレースレコード/コースレコードで、いまだに破られていません。

サンデーサイレンス産駒と言えば気性の強さですが、ゼンノロブロイもそれを受け継いでいて同厩の先輩であるシンボリクリスエスにケンカを売ってボスの座を奪ったとか
海外遠征先でも同厩となった他馬をたちまち制圧してボスの座に付いたなどの逸話が有りますが、賢くて無駄な事はしなかったと言う話も聞いています。
「ウマ娘」では穏やかなメガネっ娘で読書好きと言うキャラにされていますが、賢かったと言うイメージを盛った結果でしょうね（笑）

代表産駒はやはり2010年のオークスでアパパネと同着の1着となったサンテミリオンですね。
他にもペルーサやタンタアレグリアと言った重賞勝ち馬も輩出しています。

享年22歳、死因は加齢による心不全で穏やかな最期だったとの事、ご冥福をお祈り致します。