.045.065.085.105

爆音上等!すわべーすブログ「ていおん!」

かのかめ!

2012-08-18 01:37:00 | コミック・アニメ等
光学物マンガの紹介、その2です。


彼女とカメラと彼女の季節・1巻/月子

アンニュイな雰囲気を漂わせるベリーショートに6×6の二眼レフと言う絶妙の組み合わせです。

高校3年生に進級して同じクラスになった深山あかりと仙堂ユキ(表紙)
ひょんな事からユキと親しくなったあかりは次第にユキに惹かれ・・・と言う百合系です。


オトワフレックス?

モデルになったのはヤシカフレックスです。
出版社が講談社なので、所在地の文京区音羽に因んだもじりですね。

二眼レフカメラは撮影用のレンズ(下)と確認用のレンズ(上)が別になっていて、大抵の場合120や220と言ったロールフィルムを使用します。
画像のサイズは6cm×6cmの正方形で粒子の細かい美しい描写の写真が撮影出来ます。
ただ、大柄で携帯性が低く操作の難易度も高い為(ファインダー画像が左右反転するので、動体の撮影には不向き)次第に廃れてしまいました。
今では一部のプロカメラマンや好事家が愛用しているカメラです。
・・・その意味では、廃れはしたが滅んではいないと言えます。


露出計

セコニックのスタジオデラックスです。
ポートレートや静物撮影に適した露出計で、単体露出計の世界標準機と言っても過言ではありません。
二眼レフだと露出計が内蔵されている事はあまり無い(無い訳では無いが、少数派)ので、こう言った周辺機器も必要となります。


絶賛進展中

ユキの家に遊びに行ったあかりが入浴中、ユキがカメラを持ち出し撮影します。
これはニコンの全天候防水カメラ「ニコノスⅤ」です。
防水と言ってもそんじょそこらの防水ではなく、何と50気圧防水。
つまり水深50mまで使用出来る為、ダイバー御用達のカメラなのです。
特殊な防水構造のレンズで、絞りやピントの操作はレンズ横に飛び出したツマミで行います。


一世代前のニコノスⅣ-A、レンズはⅤと共通です

以前紹介した画像を掘り起こして貼り付け(笑)
これはⅤと同じく50気圧防水です。

レンズ左に飛び出した銀色のツマミがピント調節、右の黒いツマミが絞り調節です。
なので、このユキのような持ち方はしにくい(むしろ出来ない)のですが・・・こんなツッコミは野暮ってもんですね(苦笑)

クールな外見とは裏腹に奔放なユキ、そのユキに憧れを超した感情を持ってしまったあかり。
さらにあかりに積極的にアプローチするユキと幼馴染の凜太郎が絡んだ微妙な三角関係・・・

まあ何と言うか「甘酸っぱくてほろ苦い作品」です、続きが楽しみです。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« しかくか! | トップ | とうきょう! »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (野獣医)
2012-08-21 20:03:11
ニコノス!持ってます。水中ストロボが高価で、レンタルしてましたが、、、。
陸上では使いにくいカメラですね。
返信する
Unknown (管理人)
2012-08-21 21:49:41
野獣医さん>
お持ちですか!>ニコノス

私がコレを入手した経緯がまあその色々とアレでして(笑)

陸上で使い勝手が悪く感じる部分は水中でならどうなんだろう?と思ったりします。
返信する
Unknown (野獣医)
2012-08-22 10:33:49
水中でも使いにくですね。(笑)
今はパッキングが主流で、ニコノスは化石ですね。(涙)
返信する
Unknown (管理人)
2012-08-22 15:32:32
野獣医さん>
想像に難くないです(笑)

今はやはりデジカメ+防水ケースなんでしょうね。
撮影できる枚数も桁が違いますし、感度設定や補正の自由度からしても、初心者でも安心して撮れるのではないかと。

正直ニコノスは初心者向けではないですから・・・
返信する

コメントを投稿

コミック・アニメ等」カテゴリの最新記事