ついに手に入れてしまいました!
新アンプシステム導入ですっ!!
うおおおっ!
タダでさえ狭い部屋がさらに狭くなってしまった(笑)
アンプはFender BASSMAN70、キャビはELECTRO-VOICE B210とメーカー不詳の115タイプの三段積みです。
前回の記事・・・追突の危険を感じたと言う話は、実はこのBASSMAN70を試奏~購入の帰りだったのです。
あ、キャビは車に載らないので(苦笑)こちらは別途輸送をお願いした、と言う次第です。
もし本当に追突されていたら、私が無事でもこのアンプ(そして65年のPB)が粉々になっていたかも・・・
Fender BASSMAN70
通称「銀パネ」のBASSMANです。
ロゴプレート
下線が無く「MADE IN U.S.A」と入っている事から1973年以降の物である事が判ります。
正確な生産年はちょっと判りません(汗)
ベース用の入力部&操作部
何と言う迷いの無い、いさぎよい操作系でしょうか?
多機能/付加機能満載なアンプが当たり前の昨今、これだけシンプルな操作系のアンプは有りません。
2つの入力は、楽器出力の大小で使い分けます。
普通は「1」で良いのですが、特に出力の大きい楽器や歪みを嫌う場合は「2」に入力します。
スライド式の「DEEP」スイッチは、ローパススイッチです。
これをONにすると、低域が強調されます。
無論「TREBLE」「BASS」のトーンコントロールはカットのみのパッシヴタイプです。
基本は全部10!!(笑)
隣のノーマルチャンネルも基本的に同じ操作系ですが、DEEPスイッチが「BRIGHT」スイッチに。
これはONにするとハイパスが掛かり、高域が強調された音色になります。
トーンコントロールはベースチャンネルと同じ2トーンですが、カット回路を構成するコンデンサの定数が変えられています。
マスターヴォリュームと機種名
私が手に入れるまでに2名のオーナーさんが所有していたとの事。
どちらのオーナーさんも大事に綺麗に使っていた事が伺えます。
マスターヴォリュームは最終的な音量を決定するツマミです。
これ、付いていない頃の物の方が人気なんですよねぇ・・・
ちょっと工夫
オルガン用のセミハードケースに付属していた固定用ベルトの余りを利用して、電源ケーブル等を括り付けられるようにしました。
接着等での固定はせず、リアパネル取り付けの隙間に挟んで固定しています。
通気用のスキマにケーブルを突っ込んでしまうと真空管などに当たってしまい、あまりよろしくないと言う事での工夫です。
右上にチラっと見えている銘板で、このアンプが正規輸入品である事が判ります。
正規輸入品は電源周りが日本仕様に変更されているので、ステップアップトランスなどを使用せずAC100Vをそのまま使えるのです。
パワーの源
真空管は6L6系です。
今付いているのは高信頼型の6L6WGC、Fender純正品です。
純正品とは言っても、70年代当時の物ではなく10年ほど前の物です。
見た目での判断(いや、根拠無しかも(笑))ですが、殆ど酷使はされていなかったんじゃないかなぁ?と。
真空管はある意味で消耗品なので、酷使されている物ほど寿命が短くなるのです。
2本の6L6で交互に増幅する「プッシュプル」と言う増幅方法で、4ΩスピーカーでRMS(実効出力)70Wを絞り出します。
『70W?小さいなぁ』と思われるかも知れませんが、そんな事はありません!!
真空管アンプの音と言うのは不思議なもので、同じ出力のトランジスタアンプよりはるかに大きな音になります。
体感上では2倍ないし3倍は有ると言っても良いかも。
実際、出音の迫力は200W級のトランジスタアンプと比較しても劣る事は無いでしょう。
その出音ですが・・・
文字で表現するのは非常に難しいのですが、あえて文字で表現します。
ハイからローまで全部ミッド!!(笑)
例えば、今主流の「ハイファイ(高再現性)」を売りにしているアンプだとハイ・ミッド・ローとそれぞれの音域が綺麗に出て来る感じになる訳です。
それに対し、このアンプは「物凄くミッドレンジが上下に伸びて、ハイとローもカバーしている」と言う感じです。
実際はそんな訳はないと思うのです、あくまで「イメージ」の表現です。
当時は「歪まなくなった」と言われていた銀パネですが、今の感覚だと十分豊かなオーヴァードライヴが得られます。
オーヴァードライヴ系のエフェクターは要らなくなっちゃうかも(笑)
自然な圧縮感が効いたアタックの出方も嬉しいです。
コンプレッサー系のエフェクターは要らなくなっちゃうかも(笑)
・・・何だ、もうアンプ直でいいじゃん!(笑)
でも・・・
GRシンセとの相性は良くないです。
ぶっちゃけ、GRシンセを使うならこのアンプじゃダメです。
このアンプを使うなら、GRシンセの音はミキサー卓に送ってPA出しが条件になります。
GRシンセをベースと一緒に鳴らすなら、やはりSWRの方が有利ですね。
ええ、SWR SM400S&TRIAD1も取っておいて有ります。
今回はアンプを買い換えた訳では無いのです。
新アンプシステム導入ですっ!!
うおおおっ!
タダでさえ狭い部屋がさらに狭くなってしまった(笑)
アンプはFender BASSMAN70、キャビはELECTRO-VOICE B210とメーカー不詳の115タイプの三段積みです。
前回の記事・・・追突の危険を感じたと言う話は、実はこのBASSMAN70を試奏~購入の帰りだったのです。
あ、キャビは車に載らないので(苦笑)こちらは別途輸送をお願いした、と言う次第です。
もし本当に追突されていたら、私が無事でもこのアンプ(そして65年のPB)が粉々になっていたかも・・・
Fender BASSMAN70
通称「銀パネ」のBASSMANです。
ロゴプレート
下線が無く「MADE IN U.S.A」と入っている事から1973年以降の物である事が判ります。
正確な生産年はちょっと判りません(汗)
ベース用の入力部&操作部
何と言う迷いの無い、いさぎよい操作系でしょうか?
多機能/付加機能満載なアンプが当たり前の昨今、これだけシンプルな操作系のアンプは有りません。
2つの入力は、楽器出力の大小で使い分けます。
普通は「1」で良いのですが、特に出力の大きい楽器や歪みを嫌う場合は「2」に入力します。
スライド式の「DEEP」スイッチは、ローパススイッチです。
これをONにすると、低域が強調されます。
無論「TREBLE」「BASS」のトーンコントロールはカットのみのパッシヴタイプです。
基本は全部10!!(笑)
隣のノーマルチャンネルも基本的に同じ操作系ですが、DEEPスイッチが「BRIGHT」スイッチに。
これはONにするとハイパスが掛かり、高域が強調された音色になります。
トーンコントロールはベースチャンネルと同じ2トーンですが、カット回路を構成するコンデンサの定数が変えられています。
マスターヴォリュームと機種名
私が手に入れるまでに2名のオーナーさんが所有していたとの事。
どちらのオーナーさんも大事に綺麗に使っていた事が伺えます。
マスターヴォリュームは最終的な音量を決定するツマミです。
これ、付いていない頃の物の方が人気なんですよねぇ・・・
ちょっと工夫
オルガン用のセミハードケースに付属していた固定用ベルトの余りを利用して、電源ケーブル等を括り付けられるようにしました。
接着等での固定はせず、リアパネル取り付けの隙間に挟んで固定しています。
通気用のスキマにケーブルを突っ込んでしまうと真空管などに当たってしまい、あまりよろしくないと言う事での工夫です。
右上にチラっと見えている銘板で、このアンプが正規輸入品である事が判ります。
正規輸入品は電源周りが日本仕様に変更されているので、ステップアップトランスなどを使用せずAC100Vをそのまま使えるのです。
パワーの源
真空管は6L6系です。
今付いているのは高信頼型の6L6WGC、Fender純正品です。
純正品とは言っても、70年代当時の物ではなく10年ほど前の物です。
見た目での判断(いや、根拠無しかも(笑))ですが、殆ど酷使はされていなかったんじゃないかなぁ?と。
真空管はある意味で消耗品なので、酷使されている物ほど寿命が短くなるのです。
2本の6L6で交互に増幅する「プッシュプル」と言う増幅方法で、4ΩスピーカーでRMS(実効出力)70Wを絞り出します。
『70W?小さいなぁ』と思われるかも知れませんが、そんな事はありません!!
真空管アンプの音と言うのは不思議なもので、同じ出力のトランジスタアンプよりはるかに大きな音になります。
体感上では2倍ないし3倍は有ると言っても良いかも。
実際、出音の迫力は200W級のトランジスタアンプと比較しても劣る事は無いでしょう。
その出音ですが・・・
文字で表現するのは非常に難しいのですが、あえて文字で表現します。
ハイからローまで全部ミッド!!(笑)
例えば、今主流の「ハイファイ(高再現性)」を売りにしているアンプだとハイ・ミッド・ローとそれぞれの音域が綺麗に出て来る感じになる訳です。
それに対し、このアンプは「物凄くミッドレンジが上下に伸びて、ハイとローもカバーしている」と言う感じです。
実際はそんな訳はないと思うのです、あくまで「イメージ」の表現です。
当時は「歪まなくなった」と言われていた銀パネですが、今の感覚だと十分豊かなオーヴァードライヴが得られます。
オーヴァードライヴ系のエフェクターは要らなくなっちゃうかも(笑)
自然な圧縮感が効いたアタックの出方も嬉しいです。
コンプレッサー系のエフェクターは要らなくなっちゃうかも(笑)
・・・何だ、もうアンプ直でいいじゃん!(笑)
でも・・・
GRシンセとの相性は良くないです。
ぶっちゃけ、GRシンセを使うならこのアンプじゃダメです。
このアンプを使うなら、GRシンセの音はミキサー卓に送ってPA出しが条件になります。
GRシンセをベースと一緒に鳴らすなら、やはりSWRの方が有利ですね。
ええ、SWR SM400S&TRIAD1も取っておいて有ります。
今回はアンプを買い換えた訳では無いのです。
BASS MANだとギターも鳴らせそうですね。
Fenderアンプのスイッチが後ろにあることを知らずに、
大騒ぎした恥ずかしい思い出があります。
85年の夏、某Y社主催のコンテスト地方予選の会場で一度
だけ、お相手頂いたアンプぢゃぁないですか!
その時はキャビまで「お揃い」の銀サラで初めて目にする
Y社以外のアンプにドキドキした記憶が蘇ります。
スタッフの方に「こんなアンプ、使った事無いっす」と
正直に伝えて接続はお任せし(恥)、音出しした途端、
当時ゴチャゴチャ突っ込んでいたエフェクター・ボード
を急遽取っ払い、『アン直』に変更したのもハッキリ
覚えております。
まるでアンプが「ほれ、こういう音、出したかったんやろ」
と、決してドヤ顔では無く、「ニヤッ」と笑いかけるよう
で、それでも「甘えるなよ。演るのはオマエさん。ま、
しっかり頑張れや。」と肩をポンと叩かれるような錯覚
すら感じられるヤツでした。
コンテスト終了後、マジで買おうとした記憶も・・・
当然、買えるはずも無いお値段でしたが(苦笑。
いや~まだ現役で使えるブツが残ってたんですね(嬉
大事になさって下さい!
でしょ!(喜)
ギタリストにも人気ですよね。
どちらかと言うと、ツイードか黒パネの方が人気なのかな?
>スイッチ
実に(笑)
その辺は抜かり有りません。
次に投稿する記事でも話題にしようと思っていた所です。
ぶのさん>
まさしく!
>まるでアンプが「ほれ、こういう音、出したかったんやろ」
>「甘えるなよ。演るのはオマエさん。ま、しっかり頑張れや。」
その通りです!!
この「説得力」は、一体何でしょう?
多分、オーディオ的には今のアンプと比べたら全然話にならないと思うのです。
レンジも広い訳ではないし、すぐに歪むしノイズも多い。
でも「エレクトリックベースの音ってコレだろ?」と。
余計なウンチク一切無しで通用する音色です。
アンプの選り好みをしたりするのがバカバカしくなってしまう音ですね(笑)
喩えるなら、炊きたてのゴハンのようなベースアンプです(笑)