情報は武器です！

「ガールズ＆パンツァー最終章　第4話」大洗vs継続の雑感です、ネタバレ解禁しています！

前から私が苦言（？）を呈しているのが「大洗女子の情報軽視」です。
最終章においては秋山殿が第1回戦の相手となったBC自由学園に潜入調査をしていますが、第2回戦の知波単と準決勝の継続には潜入していません。
これは恐らくBC自由への潜入で「秋山優花里は面が割れている」と言う事があきらかになったからだろうと思われます。
要するに、全国大会と大学選抜戦で「大洗女子戦車道チームの隊長車装填手で西住みほの懐刀」として各校に面が割れてしまった訳ですね。
それに気付かずBC自由に潜入してまんまと一杯喰わされた事で潜入調査を止したのでしょう。
個人的には、趣味として各校への潜入調査は続けているんじゃないかな？と妄想していますが（笑）

秋山殿は生徒会副会長に就任し、その引継ぎで多忙となった事も有り準決勝で勝者と対戦する事になるサンダース大付属vs継続の試合には代理としてウサギさんチームを観戦に行かせたのだと思うのですが、どうもマトモな情報は持ち帰らなかったようです。
おおかた「アリサさんがまたタカシに振られたらしいです」と、どうでもいい情報しか持ち帰っていなかった事でしょう。
この辺はウサギさんチームに行かせた側の責任ですね。

それに対して知波単の福田はシッカリしているのです。

大洗vs継続の試合中に手帳を見て「継続の狙撃手は1年生、全国大会では活躍する前に敗退している」とヨウコの情報を持っている事が描かれています。
なお全国大会で継続が敗れたのは黒森峰です、黒森峰は1回戦で知波単を撃破し、2回戦で継続と対戦して破っているのです。

福ちゃんが何故全国大会での継続の試合を把握しているのか？

これは「無限軌道杯2回戦で大洗に勝ったらサンダースか継続と対戦する事になる」と考えて過去の試合を洗い出したのでしょう。
他校の試合も観戦に訪れて記録をマメに取っているようですし、情報の大切さを良く判っているのだろうと推測できます。

それを考えると大洗の戦略/戦術はあまりにも場当たりが過ぎて・・・と感じてしまうのです。

実は第4話後半でも他校の情報に関しては「あれ？」と思う部分が有ったので次の機会に触れたいと思います。