快風走

走っているとき、そして、走った後の風の心地よさはランニングの最高の楽しみです。

サブ50は可能か?~2013と2017の比較から~

2018-02-19 19:31:14 | そうじゃ吉備路マラソン
毎年恒例の目標はサブ50。
いつも目標に掲げていながら、「そうじゃ吉備路マラソン」では達成できていない(2017おかやまマラソンでは達成したけど・・・)。

おかやまマラソンと比較して、そうじゃ吉備路マラソンはコースも厳しく、ランナーが混雑して走りにくい。そんな条件でもサブ50を楽に達成できる走力があればいいのだけど、120%の力を発揮できれば達成できるかどうかってとこが現実。

ただ、1%の可能性はありそうなので、あれこれと戦略を考えないといけない


そうじゃ吉備路マラソンのPBは2時間52分44秒(2013)で、SBは2時間52分52秒(2017)。

あと3分縮めればいいので、「体重1㎏減れば3分タイムが短縮できる」っていう俗説(?)に従ってダイエットすれば簡単なんだけど、意志が弱いのでダイエットは結局失敗した。
あと1週間もないので、いまさらのにわか減量は体力が奪われるだけだ。

では、どうすればいいのか?

2013と2017ではゴールタイムはわずか8秒の差だが、レース展開はけっこう違う。

ちなみに、

【2013】
(39’58)(40’48)(40’53)(41’47)(9’18)
 (1:25:10) 2:01:45  2:52:44(50’59)
【2017】
(39’34)(39’57)(39’50)(42’39)(10’57)
 (1:23:52) 1:59:10  2:52:52(53’42)

中間点、30㎞地点では2017年のほうが若干速い(-1’18、‐2’35)。ところが、ラスト12.195㎞で2017年は2013年と比べて失速が激しく、結局、逆転されている(+2’43)。

ちょっと細かいけど、5㎞ごとのラップの比較。()とが2017年。

19’57(19’50) 20’01(19’43) 20’26(20’09) 20’22(19’47)
20’24(19’37) 20’29(20’12) 20’47(20’31) 21’00(22’07) 9’18(10’57)

これを見ると、2017年は35㎞以降の落ち込みがかなり激しいことがわかる。

2013年も2017年も同じコース。
気象条件は2013年はかなり風が強かったが、2017年はとても走りやすかった。

2013年はいろんな距離で記録が伸びていた頃だったが、当時のJN日記を読み返すと、レース戦略はけっこう慎重だった。
「4’00/km±5秒ぐらいで抑えていって、30㎞以降を頑張る」といういつものプランだったが、実際にも、はやる気持ちをしっかり押さえて走っていたようだ。
30㎞以降のペースダウンが最小限に抑えられているのは、セルフコントロールができていた証拠だ。

一方、2017年のレースプランも最初は同じだったが、いざスタートすると、先を走るライバルと並走してしまい「3’55~4’00/km」で走っている。4’00/kmにわずか2、3秒速いだけだが、このあたりがいわゆるLT値の私のペースになるので、少しでも超えたペースで走ってしまったことでかなり後半に響いてきていたことがわかる。

2013年、2017年のときと今年とを比較すれば、当然のことながら年齢は高くなったが、フルマラソンの走力的には、たぶん、ほとんど同じ。
2017年はやはりちょっとだけだけどペースは速かった。とくに20~25㎞地点は頑張りすぎている。
ただ、2013年よりも若干は速いペースでも大丈夫なような気はする。
でも、2017おかやまマラソンのときに、30㎞まで3’55/kmペースで巡航できたのは、おそらく当日のコンディションが最高だった例外的なケースにすぎない。

とすれば、やはり基本のペースは「4’00/km」だが、「±5」じゃなく「±2」ぐらいの幅にペースを刻むっていうのが、現在もっている100%の走力で走りきるベストの戦略となりそうだが、問題は、練習でもやったことのない2~3秒単位のペースメイクが果たして可能なのかってことかな。

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