快風走

走っているとき、そして、走った後の風の心地よさはランニングの最高の楽しみです。

初リタイア

2017-10-03 20:40:53 | トレイル
ランニング人生で初めてのリタイアだった。

新庄・蒜山スーパートレイル。75㎞部門に出場したが、スタートから全く脚が動かない。
ほぼ最前列からスタートしたのに、登山道へ入るまでのロードの約3㎞でも、後続ランナーに抜かれまくり。
登山道に入っても登れない。下りは着地筋が弱っていて身体を支えきれない。

いつか回復するかなって期待したが、平坦な林道でも歩きが入ってくる始末。
蒜山高原のAエイド(29.5㎞)で止めようか続けようか約15分ほど悩む。

まだ、半分も走っていないので、せめて知り合いのいる復路A2エイド(51㎞)まではたどり着こうとリスタート。
でも、やはり脚は動かない。

関門時間の約40分前には復路A2エイドに到着。この先の関門は時間的に緩いと聞いていたが、走る、というか、歩く気力がなくなったので「リタイア宣言」。
ほどなく到着した回収車に収容されてゴール地点に戻った。

2日ほど経過して、やっぱりもうちょっと行けば良かったかな、って気持ちもある。でも、それは、まったくの後の祭り。「リタイア宣言」したときの判断を後悔しても仕方がない。

11月の岡山マラソンが本命なので、トレイルでだんだん痛くなった左足首を悪化させないことを最優先にするって理由でやめたけど、それは単なる自分への言い訳にすぎない。
痛いけど、練習ができないほどひどくはない。スピード練習はできないけど、ジョグならできる。
人間って、自分が傷つきたくないから、あれこれもっともらしい言い訳を考えだすものだと思った。

前日の交流会のジャンケン大会でゲットしたアディダスのトレランシューズを、試し履きもせずに履いた。右のかかとが靴擦れして、トレイルを楽しむどころじゃなかった。
でも、このシューズ、「テレックス・アグラビック」っていうゴアの新製品らしく、定価では税抜17000円もする。

リタイアはしたけど、自分じゃ絶対買わないトレランシューズをゲットできただけでも参加してよかった(のかな?)

写真は、ススキの原っぱの向こうにそびえる大山。


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