快風走

走っているとき、そして、走った後の風の心地よさはランニングの最高の楽しみです。

スラブ娘の別れ①~バヤンの思い出~

2019-01-25 22:53:12 | スラブ娘の別れ

https://www.youtube.com/watch?v=5tPSyXe5rd4

ぼつぼつ続けているロシア語の再勉強。

でも、ランニング関係の投稿ばかりを翻訳していたのでは、同じ表現や語彙ばかりが頻出して、あまり上達も望めない。

というわけで、ランニング以外の分野で、なんでもいいから自分の興味のあるテーマを決めて、気の向くままに資料を探していろいろと調べてみることにした(といってもネットからばかりだけど・・・)。

露語版ウィキペディアには次のようにある。

«Проща́ние славя́нки» — русский марш, написанный в 1912 году штаб-трубачом 7-го запасного кавалерийского полка, стоявшего в Тамбове, Василием Агапкиным под впечатлением от событий Первой Балканской войны (1912—1913). По существу является национальным маршем, символизирующим проводы на войну, на военную службу или в дальнее путешествие. За границами России является одной из самых узнаваемых музыкальных эмблем Российской империи, Советского Союза и Российской Федерации[1].
 
【訳文】
≪スラブ娘の別れ≫ ー 第一次バルカン戦争(1912‐1913)の事件の影響の下、タンボフ駐留の第7予備騎兵隊トランペット隊長のワシリー・アガプキンによって書かれたロシアの行進曲。戦争、兵役、または、長い旅行への見送りを象徴する国民的行進曲になっている。ロシア国外では、ロシア帝国、ソ連邦、ロシア連邦のもっともよく知られた音楽的エンブレムである。
 
 
露語版ウィキペディアにもあるように、有名なロシアの行進曲。ロシアに興味をもったひとなら耳にしたことはあるはず。数々ある歌詞は軍歌。

戦争は反対で、軍歌も好きじゃないけど、このメロディーにはなぜか心を動かされる。

はるか昔、モスクワにいたころ、この曲をバヤン(アコーディオンみたいな楽器)で弾きたくなった。事務所のロシア人スタッフにどこからかバヤンを買ってきてもらい、音楽教師も見つけてもらった。

週に一回ほど個人レッスンも受けたが、音楽の素養もない初心者。指がなんとかメロディーをかなえられるぐらいになったころに多忙になって、そのままレッスンも途切れてしまった。

ほこりをかぶったバヤンは帰国の際、知人にただであげた。今から思うと、ちょっともったいなかったな。

冒頭に添付したユーチューブの動画は、数多くある「スラブ娘の別れ」の歌詞の最近のバージョン。

「スラブ娘の別れ」の研究者なのか、ファンなのか、よく分からないけど、自分でも作詞にチャレンジしただけでなく、実際に映像化している。ただ、どれくらい一般的にこのバージョンが知られているのかはまったく不明。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿