快風走

走っているとき、そして、走った後の風の心地よさはランニングの最高の楽しみです。

回想録・「第6回備中高梁歴史街道ウルトラマラニック」~黒潮食堂新装開店!~

2020-05-15 22:43:27 | 吹屋マラニック
JNからの完走記転載シリーズ。

引き続き、吹屋マラニック。
2015年。
名物エイドになる「黒潮食堂」が新規オープンした年だ。

若いイケメン店主と美人女将が、その場で作る出来立ての料理は、マラソンエイドの給食の域を超えた絶品だった。

「黒潮食堂」のほかにも、吹屋マラニックではあちこちのエイドでは、食べきれないほどの美味しい食べ物が、それこそ、これでもかってぐらい待ち構えてます。

夫婦岩のぜんざい、
観音滝のしし汁、
田原の漬物、バラ寿司、
宇治のジェラート、
etc...
たまには日本酒やビールもあったような。

ショートで63㎞、ロングで80㎞ほど走る大会だけど、ゴール後の体重はほとんどのランナーが増えていることは確実なんじゃないだろうか?
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(以下、完走(伴走)記)2015.5.9

「第6回備中高梁ウルトラマラニック」に参加しました。

去年に続き、M村さんの伴走です。

山西先生のご指導の下、スタート前の「ゆる走り」と「早歩き」の比較のお手本は、よしだ~さんとはっちんさん。

さすが、スーパーランナーの方々は、どんな注文にも適切に対応できるようでした。

午前7時スタート。
M村さんもゆっくりと走りだします。

でも、あまりにゆっくりすぎたのか、スイーパーのウルマラさんにすぐ後ろにつかれてしまいました。

前半のペースは7’00/km前後。

記録や順位を競わないのがマラニックの本質とはいえ、一応のペースメイクのため、GPS時計はもってました。

去年の前半のペースは6’00~6’30/kmだったので、かなり遅いペースです。

前方100mぐらいにはあざらくさん、ね~さん、もうちょっと先にはF田さんと伴走のM川さんの姿が20㎞ぐらいまではみえてました。

M村さんにもそのことを伝えてましたが、あえて、みんなに追い付こうとする様子は全然ありません。
M村さんがかなり余力のあるペースで序盤を走った理由は、たぶん、40㎞を越えた地点にある長屋坂へのリベンジがあったかもしれません(本人からは直接は聞いてませんが・・・)。

去年の吹屋マラニックでは、長屋坂で脚がけいれんして、しばらく動けなくなった苦い経験がありました。

いくらマラニックとはいえ、走りきれなかった坂を走りきるチャレンジの要素を自分で入れるのも楽しみの一つ。
あえてペースを抑え、エイドでたっぷり時間をかけて補給していたのは、去年の自分を超えることを「俺チャレ」の目標にしていたんでしょうか。


折り返しの観音滝エイドでは、カツオ君とぴっちゃんの「黒潮食堂」が、吹屋マラニックで新規開店してました。
おしゃれな暖簾の下には、イケメン&美女の若夫婦。
出来立ての芋てん、芋ケンピ、いなりずしが大好評で、ランナーの絶賛を浴びてました。

M村さんは、S美さんから追加のバナナの補給も終えて、さらに、田原エイド、備中エイトでも補給。 
若干、食べ過ぎ気味で、走っていても、しばしばゲップしてました(私もですけど・・・)。 

栄養をたっぷり補給して、今年のメインイベントの「長屋坂リベンジ」。

距離約3.5㎞、平均斜度約9%。 
フルの距離を走った後では、駆け上がるにはけっこう厳しい傾斜です。

走りだしの激傾斜は勢いでクリアできるけど、そのあとに何度かあるきつい傾斜が「もう勘弁してくださいっ・・」って感じの坂です。

M村さんは、一歩一歩、足元を確かめるように、息を整えて駆け上がっていきます。 

苦しい傾斜では、息づかいが「ダイ・ジョウ・ブ、ダイ・ジョウ・ブ」の3拍子に変わってました。
あまり聞き取れませんでしたがが、 登り坂でリズムを刻むには、「フッフッ、ハッハッ」よりも、こっちのほうがいいかもしれません。

去年けいれんしたリベンジポイントもなんとかクリア。

でも、脚さばきがだんだんと遅くなり、「あれ、M村さん、歩いちゃうかな?」っていう瞬間が2回ほどありましたが、なんとか最後まで駆け上がることができました。

リベンジは、見事、成功しました。

長屋坂を上りきったとこにある夫婦岩エイドでは、ほっと一息。
椅子にすわって、ぜんざいを堪能してました。

ウルトラ、こと、マラニックでは坂は歩いたって全然かまわないけど、坂を走りきることも一つのチャレンジ。

エイドもしっかり堪能し、共走したランナーとの交流も楽しんで、さらに、「俺チャレ」も達成し、楽しむべきとこは楽しんで、チャレンジできるとこはチャレンジしてって、マラニックのいいとこどりをした走りだったなっていうのが、Mさんの伴走をした私の感想でした。

マラニックは順位もタイムも競わないけど、参考までに、去年の記録は8時間30分。
でも、今年は9時間35分。
1時間ぐらいゴールタイムは遅いけど、達成感は去年以上のものがあったんじゃないでしょうか。

《ふれあいマラニック完走(伴走)記》2015.5.10
土曜日に引く続き、吹屋で開催された「第6回吹屋~宇治ふれあいマラニック」に参加しました。 

ガイドスタッフ兼伴走です。

例年は4月の開催なので、名称も「さくらマラニック」だったんですが、今年は5月。「さくら」から「ふれあい」に名称変更されましたが、内容は同じです。

スタート時は雲一つない快晴。
土曜日とは気温も高めです。

私の担当は22㎞のCグループの先導。
伴走するM村さんと一緒に担当しました。 

吹屋ふるさと村、ベンガラ館、笹畝坑道、金精神社、広兼邸といった観光名所を見学しながら、のんびり走ります。

5月なのでさくらはすでに散ってましたが、そのかわりに、あちこちで野生の藤が見事に咲いていました。

途中、伴走に興味を示されている女性ランナーのI島さんに伴走ロープを渡して、M村さんの伴走を変わってもらいました。

「伴走、一度してみたいんですよね」って、M村さんの伴走をしているときに、何回か複数の方から言われたことがあります。 そんなときに、私は「どうぞ、伴走してみてください」ってこたえますが、すぐに伴走してくれる方と遠慮してしまう方の2通りに分かれます。

遠慮するタイプの方は、慎重派なのかもしれませんが、一緒に走ろうって気持ちがあれば大丈夫だし、ブラインドランナーさんが丁寧に教えてくれるはずなので、ぜひ、ロープを握って2人で走ってみてください。
とても新鮮なランニングが楽しめるはずです。

元仲田邸でI島さんから伴走の引き継ぎ。

ここから最後のゴールまでの登りは、ウルマラさんも加わって3人でフリーラン。 

日のウルトラと同じく、Mさんは疲れを感じさせることなく、全部走り切りました。

吹屋ふるさと村の入り口には、Aグループの先導スタッフのよしだ~さんがいて、合流。 
4人で町の中は歩き、ゴールが見える手前のカーブからゆるゆると走って、しっかりゴールしました。

楽しい2日間のお祭りをしっかり堪能できました。 参加者、スタッフ、地元のみなさん、ありがとうございました。 

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