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いい知恵はないものか?

2011-04-16 | ニュース 社会

地震・津波・原発事故に風評被害…「四重苦だ」

●福島第一原発の事故で風評被害が広がっている。被災地周辺の野菜や牛乳が敬遠され、がれきの受け入れで苦情が殺到した。子どもへの差別的な言動も報告された。放射能への誤解や過剰な警戒が原因だ。政府や行政は冷静な対応を呼びかける。福島県は全域で葉物野菜、大部分で原乳の出荷が禁止されている。だが、対象でない特産のイチゴも売れず、値段は通常の半分。農水省によると、福島県産では牛肉が返品されたり、製材が取引をキャンセルされたりするケースも報告されている。東京都中央卸売市場では3月下旬、出荷停止の対象でない茨城県産レタスの価格が前年同期の2~4割程度に暴落した。キャベツは愛知、神奈川が主産地にもかかわらず平年の69%(14日)で、産地を問わず低迷している。水産物では、すべての漁が止まっていた茨城では15日、2漁港の10隻ほどが漁を再開した。日立市の漁師の小泉昭彦さん(67)は「このままでは収入はゼロ。生活するには、安く買いたたかれても、漁に出るしかない」と話す。水揚げしたヤリイカやアンコウなどの値は普段の7割ほど。アジは普段なら1キロ150~200円だが、約10円だった。

asahi.com より引用した。誰か、いい知恵はないものか。安い値段で競り落とされ、そのまま都会の消費者の家庭に安く入ってきたとしても被災地の方の苦労がわかるだけに有難くもなんともない。だが市場の原理からすれば安く競り落とす仲買人が悪いとも一概には言えず、難しいところだ。町や市や国が差額を補填するのがいいのだろうか、それとも以前にこのブログで書いたように大手スーパーが震災以前の価格で競り落とし、「東北産」と銘打って大々的に売り出すのがいいのだろうか。私にはよく判らない、誰かいい知恵を出す人はいないものだろうか。

今日の一枚も、「4月の花」です。

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