MINOKICHI JP   Tokyo Japan

毛玉生活満喫中?
濃すぎるポーリッシュ・ローランド・シープドッグのお話。

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ミノキチ幼稚園園長パニック中

2019-01-18 20:29:36 | 日記
ミノキチ幼稚園の園長はディンゴの店主を兼ねています。

25日~27日で行われるディンゴ、年に1回の大放出「もってけドロボーさんSALE 2019」の準備に追われていて、パニパニ中。
可愛い子犬も母犬に任せっきりで、熊の方様、シングルマザーの風情が出て参りました。

と言うことで、子犬成長記は暫くお休みでございます。






ミノキチ幼稚園4期生⑱

2019-01-16 02:12:14 | 日記
レコード大賞を見ながら母と年越し蕎麦の準備をし、紅白歌合戦を見ながら食べて、行く年来る年が始まると同時に大鳥神社に向かうのが箕浦家の大晦日でした。

就職して芸能界の仕事をしていた時も同じような年末年始を送りましたが、犬屋になってからはホテルの犬の世話をしながら除夜の鐘を聞くようになりました。ここ数年は景気が悪いこともあり、紅白の後半部分は見ることができるようになりましたが、営業時間内に放映される前半は見ることができません。犬仲間から借りたテレビの横で出産に立ち会っていたので、20年ぶりに紅白開始前からテレビを見ることができてちょっと嬉しかったです。

「紅白は今ひとつ面白くない。テレビ東京の方がいいんじゃなあい?」と、さりげなく懐メロ番組を所望するM氏を無視して見続けますが、聞きたい歌手になる度に産気づくという熊の方様に振り回され、後半はほとんど見ることができませんでした。
「結局白と紅どっちが勝ったのかもわからずじまいだったね。」
「え、白だったよ。」

立ち会っていた熊の方様のお母様は・・・ちゃんとご覧になっていたようです。

上方にいる子犬を産道に導くのですが、まだお腹にいたいのか出てくる気配がありません。時間がかかり過ぎれば子犬は窒息して死んでしまいます。
「参ったな。。。でかい。」
M氏は独り言のつもりだったのかもしれませんが、私は聞き逃しません。

『何かに引っかかっている。子犬は比較的でかい。生きてはいるようだ。』
あまりぺらぺらしゃべるタイプではない人から聞き出せるのはこのくらいのものですが、下手に色々聞いてパニックになるより、ヒントのような状況説明だけの方がわかったようでわからなくていいかもしれません。

最後の子が出てから3時間以上経過して陣痛も微弱になってきました。頑張って欲しいものの、やはり年増の初産は体力的に厳しい物があるようです。再度陣痛促進剤を使い、強い陣痛を促す事にしました。



毎回思うことですが、母犬に向き合っているM氏のこの姿がとても好きです。初めて会うに等しい人間に体を委ね、苦しみながら子犬を産んでいく母親とそれを介助するM氏。二人が醸し出すこのアトモスフィアを誰にも邪魔されたくないと思うのです。

紅白も佳境に入った頃、陣痛の大きな波が来て、M氏の動きも慌ただしくなりました。なんとか子犬の体の一部を捕えると、引きずり出します。取り出された子犬には生気が無く、膜を被った長細くて平べったい状態です。それが息をし出すとみるみるうちに立体的になり、動き出すのです。命が吹き込まれると言うのはこういうことなんだと実感する瞬間です。




KAMABOKO OF MINOKICHI JP
ホワイト&ブラックのメス、344g。この子が今回の末っ子、かまぼこちゃんです。

ミノキチ幼稚園4期生⑰

2019-01-13 20:21:43 | 日記
4番目はするーっと頭から産まれた313g、ブラック&ホワイトのオス、「ダテマキ」です。5番目も頭から出てきて問題はありませんでした。しかし、またもやおちんちんが付いているとわかって、大きく落胆です。298gのブラック&ホワイト。「きんとん」と名付けました。



ここまででオス4頭にメス1頭。なんという男腹なのでしょう。考えてみると熊の方様のお腹は横に大きいと言うより、前にせり出すタイプでした。「とがったお腹は男の子」という科学的根拠の無い迷信が人間界にはありますが、犬にも置き換えられるのでしょうか!?



皆フレイに似て大きな頭、しっかりとした骨、長めの顔です。健康そうでいいのですが・・・産まれてすぐに立とうとするなど、子犬感が全くありません。足がとても強いのです。
子犬というのは丸々としていて、顔も潰れた感じで、ふにゃふにゃしているものではないのですか?ごっつりどっしりしていて、タオルの上をずりずりと力強く移動します。顔も・・・既に生後3日は経っているかのような出来上がった感があります。正直・・・伊作とヴォッコの間の子供達の方が可愛かったです。
更にびっくりなのが爪です。すぐに爪切りを必要とするような長さです。恐るべし熊の方様!!平然とたまげたことをする犬だと秋田のバーバが言っていたようですが、本当にそうかもしれません。



ここまでは20分おきに出産していましたが、次の子犬が出てきません。かなり上にいて、何かに引っかかって下りて来られないようだとM氏が言います。持久戦に突入です。

ミノキチ幼稚園4期生⑯

2019-01-12 19:59:10 | 日記
母犬とお局の絶叫と共にこの世に産まれ出でしブラック&ホワイトのオス、305g。名前は「かずのこ」と言います。



2番目に産まれたのは398g、ブラックのメスです。でかい子なのにこれまた逆子で、M氏のテクニックが炸裂します。「くろまめ」と名付けました。
そのまた20分後には300gのブラックのオスが産まれました。これまた逆子でしたが、小さめだったので何とかなりました。名前は「こぶまき」です。

 

ここでお気づきかもしれませんが、名前は正月にちなんでいます。出産後すぐに迎えた2019年を祝うつもりで、スタッフと共につけました。
「めでたいから鯛がいい」とか、「鯛がいるんだったら鰆もいたっていいんじゃないか」などと、話の方向がどんどんそれて行くので途中ちょっと怖くなりましたが、最終的にはおせち料理に落ち着いた感じです。
「変な名前を付けると誰も呼んでくれないよ。」とのアドバイスもありましたが、血統書の名前をそのまま使う飼い主さんはほとんどいません。インパクト重視にして、記念にしたいと思います。

ミノキチ幼稚園4期生⑮

2019-01-10 17:22:22 | 日記
待てど暮らせどM氏は来ず、これはもう帝王切開しか無いと覚悟をし、荷物をまとめようとしていた時「はいはい、名医が来ましたよ~。ご安心下さーい。」と、登場。
切迫した雰囲気の中ではこれくらいのおちゃらけで登場するしか無かったのかもしれませんが、癇に障るとはこういうことでしょう。

「朝電話したでしょう!どこ行ってたの!!」
「だって、初産だからこんなに早いとは思わないじゃない。熊、お前もその気になっちゃ駄目だろうに。なあ。」

子供を問い詰めるかのような攻め方もどうかと思いますが、熊の方様に問題があるかのような言い逃れはいけません。
その気になったのでは無く、ローリンしちゃったからで・・・でもそれは私がきっかけを作ったわけで。。。えーっと・・・でもどこに行ってらしたのですかっ!?
「温泉です。毎年大晦日には武蔵小山の温泉に行くことにしてるんですっ。」

そんなとこ行かなくていいっ!!一大事の時に余計な事はすんな!!

心の中で叫びました。



出て来ないのには理由がある、とはこの事です。体をひねった逆子で大きさもあるとなれば普通は出てきません。しかし神の手M氏はこういうこともありなんと、熊の方様の背中を優しくさすり、腹の胎児を陣痛に合わせてゆっくりと下ろしていきます。
M氏到着後20分で子犬の下半身が出てきましたが、何かが引っかかっている模様。タオルで巻き、陣痛に合わせて引っ張り出します。
痛みがひどいのでしょうか。お願いだから止めてー!と、M氏の腕に噛みつこうとします。補助で熊の方様の首を持とうとした瞬間大きな陣痛が起こり、それに合わせてM氏が子犬を引き出しました。
「ぎゃああああああっ!」
中野新橋中に響き渡る熊の方様の絶叫にかき消されてはいましたが、私も悲鳴を上げていたのです。熊の方様ご乱心!!お局の左腕をがっぷりお噛みにならせられたのでございます!!
牙が入った穴からピロピロと血が流れるは、腕はしびれたまま動かないは、難産子犬が息をし始めたは、へその緒を切らないといけないはでドタバタです。嬉しいんだか痛いんだかわからない涙が出てきます。