撮れたて箕面ブログ

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メキシコの有名な樹木といえば?

2022年04月28日 | 国際交流員から

こんにちは!5月になりましたので、夏休みが近づいてきましたね!私はメキシコ クエルナバカ市出身の国際交流員クラウディアです。3月に書いたブログでは、「メキシコの春はどんな感じですか」を紹介しましたので、是非読んでみてください!

5月のブログでは、メキシコの有名な5本の樹木について紹介します。メキシコでは様々な生態系があり、地域によってかなり異なります。メキシコの面積はとても広いので、気候により多種多様な植物や動物が生息することができます。例えば、砂漠や森林、ジャングル、ツンドラなどを体感できます。

それでは、メキシコの有名な樹木について、話しましょう!日本では4月初旬くらいに桜が咲いていますね。
世界中で日本の桜はとても人気なので、あちこちから観光客が来て、楽しむことができます。6年以上前に箕面市のメキシコ友の会最高顧問の深原稔先生は、モレロス州にある自治大学に桜の木を一本植えました!
深原先生のおかげで、モレロス州でも桜の魅力を感じられます。今年も植えた桜が咲きました!
メキシコには、桜の木とよく似ている木があり、ジャカランダといいます。
ジャカランダは暖かい場所で育ちやすくて、高さが15メート以上に成長します。花の色は、紫と薄いピンクがあります。ジャカランダは世界三大花木のひとつとされています。次の写真を見てください!華やかな花ですね~

ジャカランダ

続いて、メキシコ 南オアハカ州からおおよそ10キロほど離れた「サンタ マリア デル トゥーレ」の街に巨大な木があります。様々な名前で呼ばれていて、例えば「メキシコの檜」や「トゥーレ」、「アウエウエテ」、「サビノ」などです。「アウエウエテ」という名前は、ナワトル語(メキシコで2番目に話されている言語)で「水の老人」という意味です。
この木は、サンタ マリア デル トゥーレの街にある教会の周辺で見ることができますので、普段はトゥーレの木とも呼ばれています。川や水が多い地域で育ちやすいです。この木は、高さ約40メートル、太さが約58メートル、重さ600トンを超えます!樹齢については、約2000年と言われています!
メキシコで環境天然資源省から、メキシコで一番大きい木として認定されていて、ギネス記録でも世界一太い木として認定されています。
約58メートルの太さを想像するのは難しいですね。この太さは30人が手を広げて手を繋いで囲めるくらいの大きさです!巨大な木ですね!この貴重な木は、歴史や伝説などが含まれているので、オアハカ州に訪れたら、是非行って見てください!

トゥーレの木「アウエウエテ」

最後に、暖かい場所や空気が乾燥する場所で成長することができる、ポチョテ(あるいはセイバ)という木について紹介したいです。
ポチョテは、高さ約40メートル、15~18センチの実をつけます。幹から枝まで硬いグレーのトゲが付いています。先祖の方は、ポチョテの枝や幹を植えたら、根っこが伸びていき、新たな木が成長することを発見しました。ポチョテの木材は軟らかくて、木材の含水量は無くならないから反りにくく、家具などを作りやすいです。

ポチョテの木

モレロス州 テポストラン市内の木彫刻の工房では、3世代に渡ってポチョテのトゲを使って素敵な木彫刻を制作する芸術家がいます。この精巧な彫刻はテポストラン市内の市場で買うことができます。

ポチョテに彫刻を施す

 

メキシコでは多種類の木がありますので、機会があれば訪ねてください!

 

<ポチョテの彫刻を作りたい!モミ

 

 

箕面市では、2月1日から4月30日まで、統一キャンペーン「子どものSOSサインに1つでも気づいたら迷わずにお電話を!」を行っています

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