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日本財団パラスポーツサポートセンター主催のパラアスリートから学ぶパラスポーツ体験型出前授業「あすチャレ!スクール」が実施されました

2022年10月21日 | こんなことがありました!

10月20日(木曜日)午後1時35分から、箕面市立彩都の丘学園で、パラアスリートとの交流を通じて共生社会について学ぶ体験型出前授業「あすチャレ!スクール」が、同校の4年生194人を対象に実施されました。

「あすチャレ!スクール」とは、日本財団パラスポーツサポートセンターが主催するプログラムで、子どもたちがパラアスリートとの交流を通じ、共生社会への気づきと学びの機会を提供できるよう、全国の小中高等学校等を対象に行うパラスポーツ体験型出前授業です。共生社会とは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会のことです。
今回、講師を担当したのは、車いすバスケットボールの長野県代表として昭和60年全国身体障害者スポーツ大会に出場し、1998年長野冬季パラリンピックにおいて「アイススレッジスピードレース」という競技で3つのメダルを獲得し、パラリンピック夏冬合わせて5回出場した“マルチアスリート”の加藤正(かとうただし)さんです。加藤さんは現在、地元の長野県内で行われているパラスポーツ関連の事業でも活躍されており、現役アスリートとしても活動されています。

授業は約90分間で、「デモンストレーション」「パラスポーツ体験」「講話」の三部構成で行われました。
「デモンストレーション」では、加藤さんが児童の目の前で、実際に競技用車いすに乗り、すばやいドリブルや見事なシュートを決めるなど、車いすバスケットの見事なテクニックを披露しました。児童たちは、パラアスリートのハイレベルなプレーを生で見て、「すごい!」と驚きの声を上げていました。

次の「パラスポーツ体験」では、代表の児童30名が、実際に競技用車いすに乗り、5対5の車いすバスケットボールのミニゲームを3試合に分けて行いました。児童たちは、慣れない車いすの操作に苦戦しながらも、周りの児童たちからの大きな声援や、加藤さんからのアドバイスを受けながら、一生懸命プレーしていました。


(教職員のかたたちも体験し、スピード感ある試合をくりひろげていました)

そして「講話」では、加藤さんがパラスポーツを通じて得た経験を交えながら、障害についてや、夢や目標を持つことの大切さについて話しました。講話の最後に、加藤さんは「チャンスがあれば、とにかくまずやってみることが大切です。やってみて失敗することがあるかもしれないけれど、失敗を恐れないでチャレンジしてほしい。ぜひ明日から、チャレンジしてください。」と児童たちに語りかけました。

車いすバスケットボールを体験した児童は「やってみる前は点をとれるか緊張したけれど、実際にやってみて点をとることができて嬉しかった。楽しかったです。」と話しました。また、加藤さんの講話を聞いた別の児童は「いろいろ体験することができて、楽しかった。障がいがある人がいたら、手伝えることがあれば、ぜひ手伝いたいです。」と話しました。

 

<5対5のミニゲームの時は、シュートが決まるとワァッ!と声援があがって、大盛り上がりだったモミ~

 

箕面市では、9月1日から11月30日まで、統一キャンペーン「子どものSOSサインに1つでも気づいたら迷わずにお電話を!」を行っています

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