撮れたて箕面ブログ

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ニュージーランド人にとってたまらない焼きたてお菓子

2022年08月10日 | 国際交流員から

キアオラ!(マオリ語で「こんにちは!」)
ニュージーランド(以下NZ)出身の国際交流員、トレースです。

今額に汗をかいているみなさんへ、ご存じのとおり日本は真夏です。その一方、南半球のNZは正反対の真冬です。冬の寒さと、過去数年間NZ全土で何回も起こったロックダウンで、外に出られなかった国民が家でお菓子作りにはまりました。そこで今回紹介するのは、NZ人がたまらない焼きたてお菓子です! 

私のお菓子作り成果
左上:チョコチップクッキー 中央上:チョコチップカップケーキ
右上:レモンタルト 左下:ラズベリーパイ 右下:ブラウニー

NZでは小麦粉たっぷりのお菓子が多いし、私の家庭も特にそうです。お父さんと私が二人とも甘党で、幼い頃からお父さんが炭水化物たっぷりのお菓子作りを教えてくれました。祖母もケーキ作りのプロでしたから、遺伝でしょうかね。

究極的なレシピ本

家で作るなら、NZで必要なのは「Edmonds Cookery Book」と言うレシピ本です。「"The Holy Grail" of Recipe Books」として認められています。それは、「NZのレシピ本の中の聖杯」と言う意味ですが、「聖杯」とは、英語の熟語にすると「究極的」の意味になります。Edmonds Cookery Bookは100年以上の歴史があって、その長い歴史の中でレシピが大分変わりました。しかし、多くの家庭では本が汚れすぎるまで使うので、何十年も前からの本を使っていると思います。カバーの折れ目、よく使うところが油で透明になったページ、鉛筆メモだらけの本は各家庭の宝物です。


色んな友だちの実家から様々な時代の「Edmonds Cookery Book」

NZでお菓子作りは一生ついて回るもの

  • 初めてお菓子を作る機会は、ほとんど「Bake Sale」と言うイベントです。それは、両親と先生が手伝いながら、家で作ったお菓子を学校で売るイベントです。
  • 大学生からは、外食に行くよりホームパーティーが多く、行くときには「Bring a Plate」の決まりがあります。それは食べ物を乗せた「皿」を持って行くことです。
  • 社会人になると、職場によりますが、毎週か毎月、会議で手作りのケーキをチームとシェアします。みなさんも職場でも始めませんか?では、オススメのお菓子を紹介します。

家で作るのが簡単!

  • Pikelets (パイックレッツ)
    小サイズのホットケーキ。大きい方より大好きで、バターやジャムを塗ると美味しいです。日曜日のブランチに最高です。
  • ANZAC Biscuits (アンザックビスケッツ)
    こちらはNZとオーストラリアだけにあるオーツとゴールデンシロップのクッキーです。「ANZAC」とは「Australia and NZ Army Corps」(オーストラリア・NZ陸軍部隊)の略語で、第一次世界大戦での両国の繋がりを意味しています。毎年4月25日、「ANZAC Day」の祝日があって、その前後の期間にスーパーで大量に用意されます。当時、長い期間でも隊員が食べられるように、腐らない材料で作られたそうですが、今は材料が変わっています。個人的には今の方がバターが多くパリパリとして美味しいです。
  • Fairy Bread (フェアリーブレッド)
    パンのスライスにバターと虹色のカラースプレー(砂糖のトッピング)をかけるだけです。子どもの誕生日パーテイにぴったりで、自制しないと一瞬で消えちゃいます。
  • Hot Cross Buns (ホットクロスバンズ)
    イースターを祝いするレーズンのパンです。レーズン好きじゃなくても、くせになるかもしれません。パンの真ん中の白いクロスはキリストを表していますが、無宗教の我が家でも良く食べます。手作りでも良いし、イースターの時期だけスーパーから買って、オーブンで温めて、バターと一緒に食べても美味しいです。どれもバターとの相性バツグンです!


左上:パイックレッツ 右上:アンザックビスケッツ
左下:フェアリーブレッド 右下:ホットクロスバンズ

ベーカリーやスーパーで買いやすいお菓子

  • Custard Square (カスタードスクエアー)
    「あぁ、今日も疲れた。ミルフィーユを食べたいけど、フランスの専門店は遠いし、行っても高いし」と思う時ありませんか?安心してください。これはミルフィーユの安い兄弟です。
  • Lolly Cake (ロリーケーキ)
    NZ英語はイギリス英語と近いですから、「Candy」の代わりに「Lolly」と言う言葉を使います。Lolly Cakeは、粉々にしたクッキー、固めのマシュマロ、練乳、バターを混ぜ、乾燥ココナッツで巻く簡単な子どもの「ケーキ」です。アイルランドの「Fifteens Cake」(フィフティーンズ ケーキ)とよく似ているらしいです!
  • Raspberry Buns (ラズベリーバンズ)
    菓子パンにピンク色のアイシングが塗ってあり、中身はラズベリージャムです。ジャムが入っていないのもあるので、食べるまで中身は謎です。子ども向けですがまだ大好きです。


左:
カスタードスクエアー 中央:ロリーケーキ 右:ラズベリーバンズ

カフェに行ったら、これ!

  • Scone (スコーン)
    美味しくないスコーンを食べてしまっても、すべてのスコーンが美味しくないと思わないでください!私も昔はスコーンがあまり好きではありませんでしたが、スコーンが美味しいカフェが複数見つかって好きになりました。特にCheese Scone(チーズスコーン)が好きで、NZではとても人気です。地元のウェリントンでは売っていないカフェのほうが珍しいと思います。急いで買いに行かないと、すぐに売り切れてしまいます。社会人がコーヒーを買いに行くと、スコーンを買う人も多くて、職場では焼きたてのスコーンの匂いがあふれてます。私は日本でこんな美味しいスコーンはまだ発見していないので、NZの友だちが日本に旅行で来る時になったら心配です。(毎日スコーンを食べているから!)
    ちなみに、NZの南島で人気なのは、パンのスライスにチーズを入れて巻いて焼く「チーズロール」で、あだ名は「Southland Sushi」(南の土地のお寿司)です!


窓ガラスが曇るぐらい焼きたてのチーズスコーン

食べてみたいものはありましたか?紹介したお菓子は全部イギリス植民地時代からのものですが、NZはとても多文化があふれている国ですから、想像を超える美味しいお菓子はまだまだあります!私が特にオススメのは、トルコ料理の店で買える甘いピスタチオお菓子の「Baklava」(バクラヴァ)です。
ぜひ皆さんもNZのお菓子を作ってみて下さい!

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それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)

 


< 美味しいものいっぱいで食べすぎたモミ~


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