『カンフースタントマン 龍虎武師』(原題:龍虎武師)
監督:ウェイ・ジェンツー
せっかくの3連休は、なんとなく気分が乗らずに1本も映画を観ず。
連休明け、映画を観るでぇ!と気合いを入れてイオンシネマ茨木へ。
どうせ行くなら2本観なきゃと、まずこれを観る。
私は香港映画に詳しいわけじゃないけれど、大好きです。
もうなんと言うのか、単純に楽しい。そして切なくもあります。
ハリウッド映画の予算には太刀打ちできないから、体を張るしかない。
どんな危険なアクションであろうと“ノー”とは言いません。ノーと言った時点で仕事がなくなるから。
前半数十分間はブルース・リー賛歌とも言えましょう。
ブルース・リーがいかに気遣いの人であったか、
優れたアクションスターであり指導者であったかをみんなが話しています。
ブルース・リーの急逝後、香港でアクション映画が撮られることはなくなり、復活してからの話も面白い。
カンフー映画の最盛期、後退期、いま生き残ろうとしている人たちのこと。
ニヤニヤしたり寂しくなったりしながら最後まで。一見の価値あり。