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『ワールド・ウォーZ』

2013年08月27日 | 映画(わ行)
『ワールド・ウォーZ』(原題:World War Z)
監督:マーク・フォースター
出演:ブラッド・ピット,ミレイユ・イーノス,ジェームズ・バッジ・デール,
   ダニエラ・ケルテス,デヴィッド・モース,ルディ・ボーケン他

TOHOシネマズなんばにて、2本ハシゴの2本目。

ドイツ出身のマーク・フォースター監督。
いったいどの路線がお気に入りなのかわからないほど、いろんなタイプの作品を撮っています。
『チョコレート』(2001)、『ネバーランド』(2004)、『ステイ』(2005)、『主人公は僕だった』(2006)、
そして私が心を射抜かれた『君のためなら千回でも』(2007)。

これだけいろいろ撮っている監督だとわかっていても、
まさかゾンビ映画を持ってくるとは予想していませんでした。
いずれにしても私はこの監督がかなり好きみたい。(^o^)

訳あって国連を辞めた元捜査官のジェリー。
ある日、家族とともに車で出かけるが、なぜだか道路は大渋滞。
立ち往生していたところ、ゾンビが押し寄せてくる。

上司だった国連事務次長ティエリーからの電話によれば、世界中に謎のウイルスが蔓延。
感染すると凶暴なゾンビと化し、増殖しつづけているらしい。
かつて伝染病の調査や紛争地域での調停で成果をあげたジェリーに、復帰してほしいと言う。
即座に断ろうとするジェリーだったが、これを引き受ければ家族の安全を保障すると言われ、
やむを得ず了承、調査に同行することに。

感染の源と手がかりを求め、米軍機に乗り込むジェリー。
世界各地の感染地域へと向かうのだが……。

子どもが観たら泣いてまうやろと思う怖さ。(^^;
昔はゾンビと言えば走らないものでしたが、この辺りからゾンビが走りますからね。
怒濤の勢いで向かってくるゾンビの怖いのなんのって。

有効なワクチンをふと思いついたジェリーが、
イスラエル国防軍の女兵士サガンとWHO(世界保健機関)にたどり着き、
決死の覚悟でゾンビうようよの中に飛び込みます。
みごとワクチンのもとを奪取したときにはウルッ。

WHOの職員役で出演していたピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、
どこで見たんだっけと思っていたら『セントアンナの奇跡』(2008)でした。
ついでながら、これ、オススメです。

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