今の朝ドラ「エール」が、俄然面白くなってきた。
今度のは、コロナ禍で撮影が途切れたりして、放送が中休みだったが、作曲家・古山裕一(窪田正孝)が、インパール作戦の前線に戦争士気高揚の慰問演奏に行く辺りから、演出が目を引く。
原爆で廃墟と化した長崎の鐘のシーンも、胸を打つ。
今週は 福島三羽烏の佐藤久志(山崎育三郎)の話が中心。
かっては戦時歌謡を歌ってたが、親戚など周りの視線は冷たく、堕落した人生に落ちていった。
その久志を立ち直そうと、裕一らは再びレコーディングを勧める。
「夜更けの街」:暗い酒場のダイズのかげに
ひょいと覗いた地獄の顔よ ♬
酒と博打に溺れる久志(伊藤久男がモデル)を山崎育三郎は好演してる。
CAROL「ここにも、ヒゲも剃らずに焼酎を横にしてネット碁の勝負に明け暮れてるのがいるよ」
DIANA「また負けた、もう一回 って酔っぱらって、勝負どころで正しい判断できず、成績もダウンしてるわ」