月に1回、お給料が口座に振り込まれ、バイト帰りに銀行に寄り引き出す夜は、その足でいそいそとレコード屋に寄ることが増えました。
この時ほど「レコード屋がある街でバイトしていて良かった!」という気持ちを噛み締めることはありません。
レコ屋に向かう途中に打つ「チョイ寄り道してもいい?」という事後報告のメールは大して意味がなく、銀行に寄る日=寄り道=レコ屋、という単純な私の図式は、もうとっくの昔から分かられているようです(笑)
そんな私の単純な図式は昔からいつも変わることなく、強いて言えば ”レコ屋” が ”大型CDショップ” に変わる程度で、間違っても女の子が大好きな "服屋" や "おしゃれ屋さん"(ってなんだ?)には変わらない、モサモサモスコです。
多少なりともカッコがついていくのは、いつもレコード棚と iPod の中身だけってね。
ヂレンマ。だけど幸せなので、イイのです。
”犬も猫も人間も 寄り道するんだよ”
そう歌うブルーハーツの曲が、この間 iPod から流れてきていました。
今日のそんな単純、かつ幸せな寄り道の中で、4枚のアルバムと出逢うことが出来ました♪
その中で今日はこの人たち、マーマレード!英国のレイト60’s~アーリー70’sのフォーキー・ハーモニー・ポップたち。ちょい土ぼこり臭アリ。私が嫌いなはずがありませんっ。
元々ライノの70'sのヒットを集めたコンピ『Have a Nice Day』シリーズを20歳頃に夢中で聴いてた時に、そのコンピで彼らの一世一代の名曲 "Reflections Of My Life" で彼らと出逢いました。その熱い歌っぷりに一聴ボレ。即、強烈に鷲掴みにされ、それから心の曲として長い間聴き続けていましたが、それ以外の彼らの曲と出逢うことなく、長い月日が流れておりました。少し前、オリジナルアルバムが紙ジャケで発売されましたが、お値段高くて手が出なくて唇嚼んでガマンしてたんですよねー。
で、今年2月に中古屋さんで、彼らのデッカ時代の2枚のアルバム+αを集めたCD(写真のCDがそうです)と無事出逢い、やっと未知の世界だった彼らの他の曲を聴けたというわけです。
いやぁ良かったですね~、それは!
デッカ時代の1stアルバム『Reflections of...』と2ndアルバム『Songs』と、そしてその周辺のシングルを集めた2枚組なんですけど、私はどちらかというと2枚目の『Songs』がフォーキーでメランコリィなイイ曲が多くてもう大好きで、今年前半、ジャズ熱中症明け頃によく聴いておりました。
そして今日!レコ屋でこの1stのタイトル&ジャケ違いの米・London盤(ってややこしいですね)に出逢い、ハラホレヒレ~(古すぎてもはや新しい!)となりレジに持っていったのでした。1800円の10%OFFでございました。私にしたらチョイ高な値段ですし、内容も2ndの方が好きだったのですが、この人たちはやっぱりアナログでも持っていたい!アナログで聴いてみたい!このジャケを見たとき、そう強く思ったのです。
そうして家に帰って、真っ先にこれを聴きました。
やっぱりレコードは音が違うなぁ。同じ音楽、同じ曲なのに、どうしてこうも流れる時間が違う風に感じられるのだろう。不思議なレコード・マジックです。
なんと言いますか、CDには出来ないやり方で、心が静かに満たされる感じ。
A面5曲、B面5曲で短いし聴きやすいのもいいし、聴き馴れた曲たちのはずが、音の魅力でまた新たな味わいが出てきて、そこがなんともうれしい限り。CDの時には特別何とも思わない、なんてことない曲が、心にかすかに響いてきたりして。大切に聴いていこうと思います。
マーマレードに興味がある方は、kura_moさんちの素敵な紹介文も是非どうぞ!
この時ほど「レコード屋がある街でバイトしていて良かった!」という気持ちを噛み締めることはありません。
レコ屋に向かう途中に打つ「チョイ寄り道してもいい?」という事後報告のメールは大して意味がなく、銀行に寄る日=寄り道=レコ屋、という単純な私の図式は、もうとっくの昔から分かられているようです(笑)
そんな私の単純な図式は昔からいつも変わることなく、強いて言えば ”レコ屋” が ”大型CDショップ” に変わる程度で、間違っても女の子が大好きな "服屋" や "おしゃれ屋さん"(ってなんだ?)には変わらない、モサモサモスコです。
多少なりともカッコがついていくのは、いつもレコード棚と iPod の中身だけってね。
ヂレンマ。だけど幸せなので、イイのです。
”犬も猫も人間も 寄り道するんだよ”
そう歌うブルーハーツの曲が、この間 iPod から流れてきていました。
今日のそんな単純、かつ幸せな寄り道の中で、4枚のアルバムと出逢うことが出来ました♪
その中で今日はこの人たち、マーマレード!英国のレイト60’s~アーリー70’sのフォーキー・ハーモニー・ポップたち。ちょい土ぼこり臭アリ。私が嫌いなはずがありませんっ。
元々ライノの70'sのヒットを集めたコンピ『Have a Nice Day』シリーズを20歳頃に夢中で聴いてた時に、そのコンピで彼らの一世一代の名曲 "Reflections Of My Life" で彼らと出逢いました。その熱い歌っぷりに一聴ボレ。即、強烈に鷲掴みにされ、それから心の曲として長い間聴き続けていましたが、それ以外の彼らの曲と出逢うことなく、長い月日が流れておりました。少し前、オリジナルアルバムが紙ジャケで発売されましたが、お値段高くて手が出なくて唇嚼んでガマンしてたんですよねー。
で、今年2月に中古屋さんで、彼らのデッカ時代の2枚のアルバム+αを集めたCD(写真のCDがそうです)と無事出逢い、やっと未知の世界だった彼らの他の曲を聴けたというわけです。
いやぁ良かったですね~、それは!
デッカ時代の1stアルバム『Reflections of...』と2ndアルバム『Songs』と、そしてその周辺のシングルを集めた2枚組なんですけど、私はどちらかというと2枚目の『Songs』がフォーキーでメランコリィなイイ曲が多くてもう大好きで、今年前半、ジャズ熱中症明け頃によく聴いておりました。
そして今日!レコ屋でこの1stのタイトル&ジャケ違いの米・London盤(ってややこしいですね)に出逢い、ハラホレヒレ~(古すぎてもはや新しい!)となりレジに持っていったのでした。1800円の10%OFFでございました。私にしたらチョイ高な値段ですし、内容も2ndの方が好きだったのですが、この人たちはやっぱりアナログでも持っていたい!アナログで聴いてみたい!このジャケを見たとき、そう強く思ったのです。
そうして家に帰って、真っ先にこれを聴きました。
やっぱりレコードは音が違うなぁ。同じ音楽、同じ曲なのに、どうしてこうも流れる時間が違う風に感じられるのだろう。不思議なレコード・マジックです。
なんと言いますか、CDには出来ないやり方で、心が静かに満たされる感じ。
A面5曲、B面5曲で短いし聴きやすいのもいいし、聴き馴れた曲たちのはずが、音の魅力でまた新たな味わいが出てきて、そこがなんともうれしい限り。CDの時には特別何とも思わない、なんてことない曲が、心にかすかに響いてきたりして。大切に聴いていこうと思います。
マーマレードに興味がある方は、kura_moさんちの素敵な紹介文も是非どうぞ!
自分もマーマレードで最初に知ったのはコレと「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」でした。
イントロのアコギにポール風のベースが絡んでくるあたりはシビレますよね。もちろんサビも最高なんですけど・・・
「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」と似ている曲だと思ってましたが、サビの切なさでこちらに軍配をあげたいです。70年代の馬鹿ポップぶりも素敵ですけど、彼らで1曲選べば間違いなくこれでしょう。
来ましたね!マーマレイド。やっぱちゃんと入手されてたんですねー。俺と同じCDだ。多分紙ジャケを買った人が手放したんでしょうね。
しかもアナログまで購入とは素晴らしい!いやぁ、愛を感じます。
俺も愛着具合から言うと紙で買っても良いくらいだったんですが、やっぱ高いですからね。。
1曲ということでは「Reflections~」のインパクトに勝てないと思いますが、アルバム全体のたたずまい(地味!)ではやっぱ「Songs」に軍配が上がりますね。
ヒュー・ニコルソンは隠れた名ソングライターだと思います。コリン・ヘアの次は彼にスポットが当たってほしいものです。
でも曲が進んでもがっくりくることなくそのテンションや味わいを保ったまま終わって行く・・・紛うことなき名曲ですね!
70年代の馬鹿ポップっていうのがピンと来なくて調べてみたらば70年代後半にトニー・マコウレイがらみでヒット飛ばしてるんですね、彼ら!(そのことですよね??)全然知りませんでした。
このデッカ時代のフォーク・ポップからフェイド・アウトしているとばかり思っておりました。そっちも聴いてみなくちゃいけませんね。
あ、ちなみに私はこのデッカ時代しか聴いていないので、60’sの時も聴けてないので、実は彼らの ”オブラディ” も聴けていません
同じCDですよね。そう、時期的に紙買った人が手放したんだなぁって思いました(笑)ラッキー♪
CDに続いてアナログとも出逢って、今年は私にとってマーマレードづいた年となりました。
や~、おっしゃる通り、1曲!ってことになれば ”リフレクションズ~” になりますが、アルバムとしては『ソングス』がいいですよね~、やっぱり!
なんか似合わんハード・ロック調の曲が時々挟まれるのがご愛嬌ですけど(笑)
ヒュー・ニコルソンは才人ですよね!コリン・ヘアと比べられるのも納得です。
kura_moさん、彼にスポットライトよろしく(笑)
素敵な表現ですね。なんか温かくなりました。
ひとつ前の記事にすみません。
僕もマーマレードはたまらんですねー。
このアルバムも、もっと話題にあがって欲しい1枚ですね。
透明感の少ないヴォーカルが魔法ですね♪
なお、馬鹿ポップ狂いの僕は、彼らの「急いでベイビーちゃん」には相当はまりました(笑)。
アナログとCDの両方が並んでるお写真は貫禄ありまくりで、モスコさんが「エエデ!」って心の中で叫んでるのが目に浮かんできます。
私としては、ちょっと「バカでしょ?」的な気分で書いたのですが、温かくなってもらえて、ラッキーだな(笑)ありがとうです。
ははは、たまらんですよねー
確かにもっと話題になってイイバンドですよね。
>なお、馬鹿ポップ狂いの僕は、彼らの「急いでベイビーちゃん」には相当はまりました(笑)。
お、マコウレイですね。しかしまた濃いタイトルですよね(笑)
”○○ちゃん”シリーズなのか!?
ベンジャミンさん、相当はまられましたか~。
探して聴いてみます♪
私もこの記事で皆様から頂いたコメント読んで、色んな時代のマーマレードをごっつ聴きたくなりました。
写真、貫禄ありますか?(笑)
そう言って頂けると、張り合いが出ます。ありがとうございます!
BYRD兄さんに私の心の叫び、「エエデ!」が聴こえてウレシイですっ