メロウなひと

2005年11月27日 | Folk/Country
実はつい昨日、私、大失敗をいたしまして。今まで計画していたことが全てパァに。
まぁ、仕事でのことじゃないし、命に関わることでもないので、やり直しがきくのですが、かなりヘコミました。
で、今、やっとこ少しづつダメージを回復しつつ、冷静に考えてみる。
今は時期じゃなかった、ってこと。色々頭打って教えられました。
頭打たないと、人間って学習できないのかしら。多分そうですね。
それにしてもやっぱり、人間「やり直しが出来る」ということは、ステキです。
Qちゃんの如く華麗な復活目指して精進していきますねん(一緒にしたら叱られます)

そんなブルーでバカな私を、優しい穏やかな音色で潤わせてくれるのが、このドノヴァン1st『What's Bin Did and What's Bin Hid』です。

これはkura_moさんが、以前紹介されていて、俄然聴きたくなって買ったものです。
kura_moさん曰く「秋から冬にかけて恋しくなるのがアコギの音色、中でもブリティッシュな感じがよろしいかと・・・」。
なんかここに、そわそわしたものを感じまして(笑)
そう、秋はフォークっしょ。しかもブリテイッシュっしょ w
大体、kura_moさんが紹介されるものに弱いです。
だってホント、ヨイものを紹介されるし、文章がまたそそるし。
最近さらに立て続けにやられてまして、とても困っております(財布が)。
kura_moさん、いつもさんきゅ、です。


そしてドノヴァン。
こんな1stが存在することすら、知らなかったのですが、もーもーヨイですねぇ。
これ聴きながら、コーヒー飲みながら、んー、ホントウに落ち着きます。
それに、ジャケもかっこいいでしょ!
音はフォーク。英国のディランと言うあだ名は、そのまんまだったのですね。
けれど、私はディランが苦手。ドノヴァンのがいい。
ソフトでマイルドだし(それだけじゃないけど)。
逆に言うと、私はディランが分からないお子ちゃまなのかなー。
メローなカンジの人が好きです。ジョンよりポール、みたいな。
ま、人間的にはポールよりジョンの方がメロウな人そうですが。
M-5で、ウディ・ガスリーの “Car Car (Riding In My Car)“ を唄っているのですが、こういう子供なかわいい曲がとても似合う人、っていうのがすっごく好感触。タイプ。
人間的なとこにも興味が沸いてきました。
でも人間的、思想的なものは、ひょっとしたらジョージ・ハリソン的なとこがある人なのかな。


ドノヴァン、ちょいとディスコグラフィーを調べてみたら結構ややこしいんですね。
米盤と英盤で、収録曲違ったり、種類も色々あったりで。
私この人、昔からずーっと気にはなってはいたのですが、全く持っていなかったのです。
何故か今まで縁がなかった。
CMで “サンシャイン・スーパーマン“ が流れた瞬間、空気が変わるのを感じたくらい、「スゴ!」と思ったのですが、それでも。
今年の9月にボックスも出てるみたいで、それも気になるのですが、まぁ、ボートラ付きのオリジナルをコツコツ聴いていこうかと。
サイケ・エラ、ケルト・エラ、はたまたジェフ・ベック・グループやツェッペリンの面々がバック!?と楽しみも多いです。ワクワク。
全部いいでしょ、絶対。必須でしょ。
そう思わせてくれるアーティストにまた出逢えて、幸せです。