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[江戸の庶民の朝から晩まで] 「第1章」食(1)庶民の日々の食卓

2011年04月16日 17時05分19秒 | ビンちゃん

江戸では一日に三度食事の習慣が元禄年間(1688~1704)に定着。
それ以前は朝と夜の一日二食が普通。
元禄期が主食の交代期であり、麦飯や玄米から除々に白米になっていた頃。
ご飯と何種類かのおかずを食べるスタイルが定着したのもこの時代。
又江戸初期までの味付けは塩、酢、味噌だったのがこの時代以降は醤油、砂糖、味醂、
かつをぶし等が普及した。
当時の庶民の食卓は、朝は炊きたての温かいご飯にみそ汁と漬物。少し裕福な家庭では
煮豆などの副菜がついた。昼は冷やご飯と朝の残りのみそ汁。夜は冷やご飯とみそ汁に
一品か二品のおかずというのが定番。おかずはひじき、若布、芋、牛蒡、蓮根、海藻等の煮物が中心。裕福な家でも魚を食べるのは月に二回ほど。
職人の弁当はご飯と煮物。手習いに通う子供は家に帰って食べた。
江戸後期になると寿司屋、蕎麦屋、天婦羅屋、おでんや、などの屋台の数が増えていたので外食ですませる人が多くなった。
農民は幕府から粟、稗、きび、麦等を食べるよう命じられていた。当時の経済が米中心であったため。
                          著書:歴史の謎を探る会

                               byびんちゃん



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