さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪名張の空の仲秋の名月、 貫く【光の矢】のごときもの!

2014年09月08日 22時06分13秒 | さくら的非日常の日々
9月8日(月)晴

吹く風が、涼しく爽やかな一日。

今夜は仲秋の名月とあって、香代子さんほか数人の皆さまから「月がほんとうに綺麗よ!」、「仲秋の名月、ご覧くださいね♪」などと連絡をいただいた。

これに先立ち、長孫のゆきみ宛てに「今年の仲秋の名月は最高だよ♪  願いがひとつ叶うから、お願いして!! はるちゃんにも教えてね。 あ、LINEでつぶやいてみて♪」と書き送った。

「りょーかい!  はるにも言っとくー(~ー~)/  ありがとう!」と返信があったりして、そうこうしているうちに渡邊さんが来てくださって、「お月さまが、綺麗よ~♪」って。
見送りがてら、夜道を渡邊さん宅まで歩いて行き、道中二人で今夜の月を誉めそやす。

帰り道、遠回りして名月を愛でつつ、パパ宅の前を通り過ぎたところでパパが帰宅するのに出くわす。
「あー、お帰りなさい~! ねぇ、あのお月さまを撮って写メを送ってぇ。 携帯を持たずにお散歩に来たから!」

二人でアングルを決め、気合を入れて「はい、パシャ!!」

独りで帰る道すがら、『月々に 月見る月は多けれど 月見る月は この月の月(詠み人知らず)』と歌うように言ったりし、「【竹取物語】に曰く、『今は昔、竹取の翁といふものありけり。野山にまじりて、竹をとりつゝ、萬の事につかひけり。 名をば讃岐造となむいひける。その竹の中に、本光る竹なむひとすぢありける。 怪しがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人いと美しうて居たり。 翁いふやう、「われ朝ごと夕ごとに見る、竹の中におはするにて知りぬ、子になり給ふべき人なめり。」とて、手にうち入れて家に持ちてきぬ。妻の嫗にあづけて養はす。美しきこと限りなし…』などと思い出すままを暗誦する。

思うに、私の受けた高校時代の国語教育は、その後半世紀を経てもなお私の心と記憶に残り、まるで蚕が糸をつむぐように、次々に口からほとばしり出る。

とりわけ、今日のこの冴え渡ったくっきりと美しい月夜には、この物語の後半の、姫を見送る夜のくだりがピタリとはまって、哀しくも美しい。

帰宅してパパから送られた画像を見て、びっくり!!!
名月を縦に貫く光の矢か?

でもなんか、力強くてうれしくて。

ところで皆々さま、この【光の矢】は何でしょうね?


           

ちなみに、さくらが午後7時に我が家の2回のバルコニー(単なる物干しスペースですぅ)~撮影したお月さまは、かくのごとく静謐であられました!


           

ところで、さくらの「お月見膳」は…
実に質素な内容で、名月も、びっくり!

芋名月にちなんで、夏野菜いろいろとサトイモの具だくさんなお味噌汁、さばの煮付けに酢取り生姜添え、名月に見立てた自家製トマトに、西川先生から頂戴した穂紫蘇、ゴーヤーと薄あげの煮付け、青リンゴの酢漬け、渡邊さんの手作り昆布(干し網えびと煮付けた美味・栄養♪)ほか。

貧しくもおいしい、ひとときであった。


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