さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪感涙!ウィッツ青山学園高等学校卒業式②

2007年01月31日 01時08分58秒 | さくら的非日常の日々
             (写真提供=阿部進事務所)
 
        ウィッツ青山学園高校の顧問、カバゴン先生は
           祝辞にパブロ・カザルスの言葉を
             朗々と読み上げられた

    20世紀の大音楽家カザルスは、反戦と世界平和を祈り続け
    「ベートーベンの交響曲第九・歓喜の歌を、世界中で歌おう」
            と呼びかけ、いま、日本でも
      年末に各地で第九を歌う平和の集いが開かれている

        そうして、がん・難病患者サイト「金つなぎ」の
        Top-pageのBGMも、歓喜の歌なのよ 

           なんだか、うれしいねっ    
       

                皆さま。 …以下は、
         カバゴン先生が紹介してくださった
            カザルスの詩 ですぅ
     
     子どもたち、 
     ひとりびとりに
     言わねばならない 
 
     君はなんであるか
     知っているか

     君は驚異なのだ
     二人といない存在なのだ
 
     世界中どこを探したって
     君にそっくりな子はいない
 
     過ぎ去った何百年の昔から
     君と同じ子はいたことがないのだ
 
     ほら、君のからだを見てごらん
     実にふしぎではないか
     足、腕、器用に動く指、
     君のからだの動き方!

     君はシェイクスピア、ミケランジェロ、
     ベートーヴェンのような人物になれるのだ

     そうだ、
     君は奇跡なのだ

     だから大人になったとき、
     君と同じように奇跡である他人を、
     傷つけることができるだろうか

     君たちは、
     互いに、
     大切にし合いなさい

ん~、いい詩だなぁ。

ウィッツの生徒さんたちはもちろん、小学生にも、中学生にも、大人にだって伝えたい、20世紀からの伝言。 カバゴン先生、教えてくださってありがとう。  


 
  
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2 コメント

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♪ゆずさま、さくらも同感ですぅ (さくら)
2007-02-01 01:08:01
ゆずさま、こんばんは!

20世紀の偉大な芸術家、「Wパブロからの伝言」。 改めて思い返して、いったい自分は何をして生きていくべきなのか?
またまた、考えさせられました。

ピカソの「ゲルニカ」といい、カザルスの「第九」やこの詩のことなど、私たちにも、”伝えること”が求められていますね。

心して、生きなくては!
どうかんです (ゆず)
2007-01-31 12:47:51
こんにちは。

20世紀を代表する偉大な芸術家、パブロ・ピカゾとパブロ・カザルスのWパブロさんの、後世世界へのメッセージを、私たちは忘れてはいけませんね。

このカザルスさんの言葉は、今の日本を見通しておられたような…

冒頭の「子どもたち、」 を 「がん患者たち、」と置き換えて読ませていただきます。

ありがとうございます。

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