さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪「お義兄さん、…ピンクのお骨壷を作りたいんですぅ」

2013年04月15日 11時48分11秒 | さくら的非日常の日々
正夫義兄さんの楽々窯は、いつも女性が訪ねて来られる、はんなりと優しい窯元だ。
と言って、本格的な窯が築いてあるわけではなく、高楠家の広い屋敷の裏庭の物置小屋(10畳が3つほど集まってる!)を、陶房と作品置き場、材料・道具置き場にしておられる程度なのだけれど。

今日の生徒さんは、ナカニシさんとミナさん♪
お洒落な白磁の蚊遣り、まぁるいコースターや可愛い箸置きなど、「あー、いいね。素敵、素敵!」

                         ◆

「お義兄さん、…ピンクのお骨壷を作りたいんですぅ」、突然、口をついて出た言葉に自分でも驚いた。

日ごろ死生観に思いを致し、おりおりに【如何に生き、如何に死ぬか】を考えることが多くなった。

当面、思い悩むことが無いからで、まことに有難いことではある。

「桜花を模したピンクの小皿もたくさん作って、お葬式に来てくださった皆さまにもらっていただけたら嬉しいし…」

義兄は、無言で釉薬のガイドブックを手渡してくださった。
「あ、このピンクの釉薬を1本、私専用に購入してくださいませ~♪」

なんだか楽しい、春たけなわの昼下がり!

皆々さま♪
ご一緒に、自分ならではのお骨壷を作りません?
安心立命の境地に立てますよ。
心が休まり、自然治癒力・自己免疫力が増しますよ♪



           

正夫義兄さんは、黙々と2尾の真鯛を捌いておられる。
今夜は地区の寄り合いがあり、「誰かが、越の寒梅を持ってきてくれるんだって♪」と嬉しそうだ。          


           

邸の中に大きな金柑の木が2本。

紀久子さんとふたり、脚立に上って袋にいっぱい収穫♪
遠い日の収穫の喜びを遺伝子が覚えていて、喜んでいる。

免疫力、上がるよ、ね!

           

夢中になり過ぎて、気が付いたら右手の横腹に金柑のとげが刺さっている。
それを見て、「あいた、たたた…」

エイヤッと抜いて、後は自然治癒力におまかせ♪

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