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太秦ライムライト

2014-06-26 | こんな映画観たよ



映画館で観ました。

 京都・太秦撮影所に所属する香美山さん。
長年斬られ役として大部屋俳優たちと共にたくさんの時代劇に出演してきたのですが、
プロデューサーの意向で古い時代劇は打ち切りになり、仕事を失っていく大部屋俳優たち。
後続番組として人気タレントを起用した若者向けの時代劇が始まるも、ベテランたちが活躍できる場は無く、現代劇の仕出し(エキストラ)やパークショーでチャンバラをやるまでに。
ある日香美山さんは、オーディションを受けに来たさつきと出会い、殺陣を指導することに。
上達した彼女は仕出しから吹替え、ひょんなことからヒロインに抜擢され一躍スターに。
一方香美山さんは、肘の痛みと老いのため故郷の村で静かに暮らすことに。
しかしかつての時代劇の出演者で「江戸桜」が復活することになり再復帰するよう説得され、香美山さんの斬られ役一筋の人生をかけた演技が始まります。

斬られ役として時代劇に主演されてた福本清三さん初主演の作品です。
チャップリンの「ライムライト」を基に作られたお話だそうですが、香美山さんが福本さんと重なります。

ベテランになっても常にお稽古されています。
謙虚で穏やかな方なのに、殺陣の場面になるとお年とは思えないくらい体のキレが半端なくて恰好いい。
日々の精進の賜物って感じです。

でも新しい時代劇には、若手の人気者が出てたらいいって感じで、特に殺陣の技術の必要もないみたいで。
刀を抜くと短い棒がちょこっと付いてるだけで、槍は弓やら危ないものはみんな後からCGで付けるらしい。
主役の人気タレントは、ちょんまげがハゲてると言ったりやりたい放題。
「ODANOBU」なんて軽い題名も笑えたけど、若手監督の雰囲気や言動がヒロミさんにそっくりでコントみたいで可笑しかったです。

ベテランを尊敬し、かつての時代劇を守って欲しいと思う若手役者もいれば、あっさり見限って実力もないのに東京に行くとか言う奴もいたりで。
でもそんな奴らは一時的にはいいかもしれないけど続かないのよね。

「江戸桜」復活で、再復帰を断ってた香美山さんだったけど、最後の花道と出演を承諾し臨んだ大御所松方弘樹さんとの見せ場は圧巻でした。
特に松方さんを挑発してからの立ち回りは。
ワイヤーアクションなんてなくたって迫力満点です。
死に際のイナバウワーのような反りも素晴らしい!

「江戸桜」って桜吹雪こそ見せないけど、まんま金さんでクスっとなりました。

吹替えやってた女優さんがいきなりヒロインに抜擢されたり、プロデューサーの川島さんがいきなり味方になったのにいつも間に~と思わず突っ込んでしまいたくなりましたが、その辺の流れは置いといて良いお話でした。
ちょっぴりウルウルなったりもしました。

撮影所の裏方も見れて面白かったです。
出演割り振りもあんな風に決めはるんや。「決定」

年配の方が多かったけど、若い子が観ても何か感じれる作品じゃないかなと思いました。




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