鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

名作とは・・・?

2012-02-28 22:56:06 | Weblog
明るい曇り空。寒さは、続く。


小説でも、絵画でも、映画でも、漫画でも・・・、音楽でも、演劇でも・・・。
世の中には、『名作』と冠する作品が、たくさんある。
・・・あるには、あるし、ありすぎるのかもしれない。
それ以上に、駄作は多いけれども・・・。

さて、『名作』の条件とは、なんだろうか・・・と、ふと、考えてみる。

まず、飽きない・・・ってことでしょうかね?
そりゃあ、3年間(・・・別に、3年でなくても、1年でも、5年でも、10年でも・・・)毎日、毎日、それは、もうほとんど毎日・・・聞いていて飽きない曲だとか・・・。
見れば見るたび、新しい発見がある絵画とか・・・。
何度読んでも、感動する小説だとか・・・。
結末(オチ)は、既に熟知しているにも関わらず、このオチが楽しみな漫画だとか・・・。

・・・一時的に、飽きても、またしばらくすると読んだり、見たり、聴きたくなる・・・たぶん、ソレが『名作』の条件なんでしょうと思ったり・・・。

ひとによって、嗜好は、それぞれだから、イチガイに何が『名作』だとは言えないけれど。
ツボに、はまって、はまりっぱなしになって、3年間(別に期間限定しなくてもいいのだけれど)同じ曲を聞いていた・・・のは、ワタシです。
未だに、飽きないのは・・・何故なんでしょう・・・???ソレこそ毎日聴いている。
特に、世間で、ヒットした曲ではないけれど、私には、『名作(名曲)』なのだろう。

もう何十年も読んでは、忘れ、忘れては、読んでいる漫画に、長谷川町子さんの『サザエさん』がある。
全巻50巻目だったか、60巻目だったか・・・。
物語は、或る日突然終わる・・・。
最終回なのに、終わりだとも、告げられず、サザエさんの日常は、ぷっつりと途切れる。

森茉莉さん、吉田健一さんは、何度も書いているけれども、何度も読んでしまう。
宮尾登美子さんも何度も読んでしまう・・・長編だしな・・・。
長編と言えば、京極夏彦さんも、一度、読んだのに、また読んでしまう。

再読、再聴(・・・こういう単語あるのかどうか?変換できなかったんだけれど)、再見、或いは再観・・・。

何度出会っても、新しい・・・たぶん、これ名作の条件。


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